長野県の昆虫食文化を継承するため、長野県の女子高生たち主導で開発していた「ざざむしふりかけ ZAZATEIN(ザザテイン)」がついに販売開始となりました。
昆虫は、国連食糧農業機関(FAO)が推奨し、世界的に温暖化対策としても注目されている食材です。
虫を食べるにはなかなか勇気が必要ですが、どんな味かは気になりますよね。
使われている虫や、購入方法についても調べたので興味がある方はぜひ最後まで読んで下さい。
(アイキャッチ画像出典元:https://takeo.tokyo/note/information/zazatein/)
ざざむしふりかけってどんな味?

ざざむしふりかけ開発のきっかけは、ざざむし特有の磯の匂いのような香ばしさが、ご飯のお供になるではないかという発想からきています。
開発した高校生たちも「磯の匂いが香ばしくて美味しい」と語っており、ざざむし自体はエビのような風味があるそうですが、実際どうなのでしょうか。
原材料
くるみ(長野県産)、かつおのふし、ごま、食塩、砂糖、粉末しょうゆ(大豆・小麦を含む)、ザザムシ(長野県産)、あおさ、すじ青のり/加工でん粉、環状オリゴ糖、調味料(アミノ酸)、乳化剤、香料、酸化防止剤(ローズマリー抽出物)
TAKEO ONLINE STOREより引用
ふりかけは長野県で親しまれている「くるみだれ味」。
ざざむしももちろん入っていますが、くるみとかつおぶしの分量が多いのでメインはその味になるようです。
見た目にインパクトはありますが、味はかなり美味しいみたいですね。

けっこう虫の形が残ってる・・・!もっと細かくできないの!?



味と食感がを感じるには、この大きさがベストなのかもね
ざざむしってどんな虫?
「ざざむし」とは、長野県伊那市など天竜川上流域で清流に住む、トビケラ、カワゲラ、ヘビトンボなどの川の瀬に生息する川虫のうち食用にする幼虫の総称です。


かつて「あばれ天竜」と呼ばれた天竜川のザアザアと流れる川の音から「ざざむし」と呼ばれるようになったとか。
伊那谷の天竜川沿いに住む人達にとってざざむしは、動物性タンパク質が不足する冬場に食べられる「旬の味」であり、ざざむし漁は農閑期の重要な産業の一つでした。
少々グロテスクな外見にびっくりしてしまいますが、タンパク質が豊富で体にも良いのだそうです。
ざざむしふりかけの商品名「ZAZATEIN(ザザテイン)」も、ざざむし+プロテインから名付けられています。
ざざむしふりかけはどこで買えるの?


ざざむしふりかけは、長野県の雑貨屋さん「CONTE」や東京浅草エリアにある昆虫食の駅「TAKE-NOKO」で販売していますが、通販でも買うことができます。
ちなみに、そのものズバリな外見の佃煮も通販で買うこともできます。
まとめ
こまで、ざざむしふりかけについて紹介してきました。
インパクトのあるネーミングとパッケージにびっくりした方も多いかと思いますが、味はとても美味しいようで、通販で気軽に買うこともできます。
昆虫は未来の食材と呼ばれるほど注目されている食材です。
虫に対して嫌悪感が無い方は、試してみても良いのではないでしょうか。
私は北関東出身でイナゴも食べたことがあるので、ざざむしふりかけも食べてみたいと思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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