2022年9月25日劇的サヨナラ勝利でヤクルトスワローズが2年連続リーグ優勝を果たしました!
優勝に導いた高津監督は有能で名将と名高いのですが、どんな点が秀でているのでしょうか?
今回はヤクルト高津監督が評価されている4つの理由について解説したのでぜひ最後まで読んでください。
(アイキャッチ画像出典元https://www.jiji.com/jc/p?id=20220925213530-0043067462)
高津監督のプロフィール
- 本名:高津臣吾
- 生年月日:1968年11月25日
- 出生地:広島県広島市
- 身長: 180 cm
- 配偶者:高津真紀
- チーム:東京ヤクルトスワローズ
高津氏は、ヤクルトスワローズの抑え投手として活躍し4度の日本一に貢献しました。
ヤクルト以外にも、メジャー及び韓国・台湾野球でも選手としてプレーしています。
2012年に引退して、フジテレビの解説者などを経験した後、2020年からヤクルト一軍監督に就任し、今に至ります。
なお著書には「二軍監督の仕事 育てるためなら負けてもいい (光文社新書)」などがあるので気になった方は読んでみると良いでしょう。
スポンサードリンクヤクルト高津監督が有能かつ名将である4つの理由
それでは2年連続リーグ優勝を果たしたヤクルト高津監督が有能かつ名称である4つの理由について解説します。
理由その1:受け継いだ野村ID野球

高津監督の野球人生を語るにあたって切り離せないのは故野村克也監督の存在です。
自他ともに認める野村チルドレンである高津監督は、野村監督が行ったミーティングを書き留めた「野村ノート」をすぐに見返せるよう自宅のダイビングに置いているそうです。
試合中も、コーチたちがデータファイルを片手に選手に指示を送っています。
緻密なデータに基づき相手チームの攻略と選手の成長を導くいわゆる「野村ID野球」が、今回のリーグ優勝にも貢献したのでしょう。

ヤクルト監督就任の際には、野村監督の家に行って助言をいただいたそうよ。
理由その2:メンタルの凄さ
ヤクルトスワローズのチームメイトだった八重樫幸雄(元捕手)は、高津監督の凄さとしてメンタルの「切り替え力」をあげています。
責任重大なクローザーは、負け試合の際などついネチネチと考え込んでしまうものです。
しかし、高津氏はそのようなことがなかった。10分、20分の反省はあってもスッと家に帰っていたそうです。
高津氏はアメリカ、韓国、台湾でもプレーしましたが、どんな環境でも自分のやるべきことに集中しました。
それは高津氏の「切り替え力」があったからこそ、誰にもまねできない一流のものがあったと八重樫氏は語ります。



野村監督の「人事を尽くして天命を待つ」の思いにも通じるわね。
試合中を通じて適格な判断力が求められる監督には、この「切り替え力」はとても強力な武器となるでしょう。
理由その3:選手がプレーしやすい環境を整える”選手育成”
ヤクルトの元チームメイト五十嵐亮太氏は、 ”高津監督は選手がプレーしやすい環境を整える監督”だと言います。
高津監督は、2軍の監督も務めていたから若い選手のこともわかる。どの選手をどこで起用したら力を発揮するのかわかっているのです。
さらに、選手時代に様々なリーグでプレーしていたのでいろいろな選手の気持ちに寄り添うことができます。
高津監督自身は、どうしたら選手が前向きにプレーできるかを考え言葉を大切にしていたと言います。
有名なエピソードとしては、選手たちに何度も「絶対大丈夫」と言って試合に送り出していた話があります。
失敗しても結果論で選手を責めることはありません。力を尽くせばそれでいいのだと思えば、自然とのびのびとプレーできますよね。
また、高津監督は選手のコンディションを重視し絶対に無理をさせないそうです。



高津監督の選手愛が随所に伺えるね。
理由その4:明るい性格


高津監督は陽気なキャラクターで、春季キャンプではものまねでアフロヘアのカツラをかぶりクリスタルキングの「大都会」を熱唱する姿がよく見られました。
ヤクルトの元チームメイトの真中満氏は高津監督について「非常に明るく、選手とのコミュニケーションをしっかりとるタイプ」と評しています。
明るく積極的な高津監督の性格が、密なコミュニケーションを可能にして選手からの信頼も勝ち得ているのでしょう。
そして、チームの中心である監督が一人一人と信頼関係を築ければ自ずとチームは一丸になっていきます。
まとめ
今回はヤクルト高津監督が有能かつ名称である理由について解説しました。
- 野村ID野球を野球哲学とした上で、メンタルの「切り替え力」を武器に場面場面で適格な判断を下せる
- 選手が実力を最大限発揮できる環境作りをしっかりできる
- 明るい性格なので選手とコミュニケーションをしっかり取れる
- 監督として一番大事なメンタルが強い!
高津臣吾氏は、これらの長所を持つ有能な監督であり今回優勝した結果を踏まえると名将と言わざるを得ません!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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