シュールストレミングという塩漬けのニシンの缶詰がありますが、死亡すると思うくらいの臭さだそうです。
匂いはで例えるなら腐ったゴミと言われることもあります。
今回はシュールストレミングとはどんなものなのか、本当にそんなに臭いのかを調査しました。
(アイキャッチ画像出典元:https://news.nissyoku.co.jp/news/gaibu20091130025041909)
シュールストレミングとは
シュールストレミングはスウェーデンの北部で楽しまれている食べ物です。
スウェーデン語で「スール=酸っぱい」「ストレンミング=バルト海産のニシン」という意味があります。
14世紀頃の中世ヨーロッパではすでに食べられていたといいます。
死亡する臭さとはどれくらい?
臭さを臭気指数計(単位:Au)で計測したところ、下記のような値を示しました。
・シュールストレミング:8070Au
・くさや:1267Au
・ホンオフェ:6230Au
韓国で最も臭いといわれているホンオフェでも6230Auだったため、群を抜いて強烈な臭いであることがわかります。
くさやの6倍の臭さだと考えると、いかに強烈な匂いであるかわかります。
匂いで例えると「腐った魚の匂い」「猛暑の中で生ごみが腐ったニオイ」などと言われ、死亡すると思うくらいの臭さです。

そんな匂いの食べ物があるのね



臭さも強烈なのね
機内持ち込み禁止
多くの航空会社ではシュールストレミングの機内持ち込みを禁止しています。
気圧の変化などで万一、蓋が開いてしまった場合、悪臭で機内が大変になってしまうためです。



機内でそんなことになってしまったら逃げ場がない



そんな悪臭騒ぎは絶対避けなければならないものね
シュールストレミングの食べ方


一般的な食べ方としては、玉ねぎやトマト、ジャガイモ、サワークリーム、バターと一緒にパンに乗せて食べます。
シュールストレミングの味ですが、「ものすごくしょっぱい塩辛」といわれることもあるほど、塩気が強いです。
もちろん臭さもあります。
スウェーデンではアクアビットなどアルコール度数の高いお酒で、ニシンを一度洗浄して匂いを落としてから食べることも多いそうです。
シュールストレミングの塩気がいいアクセントになり、日本人でも一度食べると病みつきになる人も多いです。
その時に合わせる飲み物は、ウォッカやビールなどのアルコールが人気です。
Amazonで購入できる
Amazonで輸入食品として販売していました。
価格は300gで5940円、結構しますね。
そして、商品説明にはこう書かれています。
・缶は開ける時まで常温に戻さないようにしてください。
常温では醗酵が進んで開缶時に噴出するだけでなく、身が溶けて無くなってしまいます。
・必ず屋外で、できればビニール袋の中で開缶してください。
醗酵が進んでいると汁が噴き出します。
周囲や風下に人がいないことを充分に確認して缶を開けてください。
・衣服などに汁が飛ばないようにご注意下さい。
汁がついた服は洗濯しても臭いやシミが取れなくなります。



「開封する際に風下に人がいないことを確認」って、
そんな注意書きやばすぎる(汗)



絶対に触れてはいけないね
食べた後は口臭も数日消えない
食べた後は口の中にも匂いが残り、口臭は数日消えないと言われています。
世界一臭い食べ物を食べるので、ある程度の覚悟が必要です。
口臭予防としては、「食べる前にニシンを水やウォッカで洗う」、または「牛乳と一緒に飲む」と少し抑制できると言われています。



数日、口の中に臭みが残るって、恐ろしい食べ物だね



恐ろしい、知らずに買ったらえらいことになるね
まとめ
今回はシュールストレミングは死亡する臭さなのか、腐ったゴミのような匂いなのか調査しました。
・シュールストレミングは塩漬けのニシンでスウェーデンの北部で食べられている
・臭気指数系で計るとくさやの6倍の臭さで、臭すぎて機内にも持ち込めない
・サワークリームやバター、野菜と一緒にパンに乗せて食べる
・Amazonで購入できるが、注意書きがすごい
・そのまま食べると数日、口の中に臭みが残るため、水やお酒で洗ってから食べた方が良い
最後までお読みいただきありがとうございます。
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