男性向けのスキンケア用品は近年多く発売されおり、特に、10代男子の若い世代でも美容に関心のある人は増えています。
しかし、

男が日焼け止めを使うとキモいと言われそうで不安。



本当は毎日塗りたいけど、周りの目が気になる。
と日焼け止めを塗ることでどう思われるか不安に感じている人も少なくありません。
そこで今回は、10代男子が日焼け止めを塗ることは、世間的にどう思われているのかを調査しました。
さらに、日焼け止めしないと将来どうなるのかや、10代男子の日焼け止めを選ぶポイントについても解説していきます。
10代男子が日焼け止めを塗るのって変?世間の声
男性が日焼け止めを使うことに対して、世の中の人はどう思っているのでしょうか。
Twitterやyahoo知恵袋を調査し、意見をまとめてみました。
男性が日焼け止めを塗ることに対して、肯定的な意見が多く見られました。
なかには、男性の日焼け止めに関して「キモい」「女々しい」と否定的な意見がみられましたが、その多くが2017年以前の投稿であり、近年はほとんどありませんでした。
むしろ「男が日焼け止めを塗るのは女々しい」という考えはもはや古いと思われているようです。
なお、否定的な意見は、日焼け止めを使うことそのものよりも、「日焼け止めを塗っている姿」に対しての意見であることが多かったです。



日焼け止めを使うことに対し、周りの目が気になるのであれば、人前で塗るのは避けた方が無難かもしれませんね。
さらに、「若いうちに日焼け止めを塗らなかった自分に後悔している」という声が多く見られました。
10代の今のうちは、塗らなくても特に問題ないかもしれませんが、年を重ねてから弊害が出てくるようですね。
日焼け止めを塗らないと将来どうなる?2つのリスク


「日焼け止めを若いうちから塗っておけば良かった」という後悔の声が多数あります。
では、日焼け止めを塗らないと将来どうなってしまうのでしょうか。
老け顔になる
老け顔の原因とされるしみ・くすみ・しわ・たるみは紫外線によって生じます。
この紫外線は年中降り注いでおり、日焼け止めなどの対策をせず、直接紫外線を浴びることは肌にとって大ダメージとなります。
しみが多いと清潔感に欠けますし、しわやたるみがあるだけで一気に老け顔に見えてしまいます。
これらのしみやしわなどは、10代~20代の若いうちは出てきません。蓄積されて30代以降に現れます。



しかも一度できてしまったしみ・しわは、どんなにお金をかけても完全に消すことは難しいと言われています。
10代男子であっても、日焼け止めは若いうちから塗った方が良さそうですね。
むしろ、部活や体育の授業、通学などで紫外線を浴びる機会が多い10代だからこそ、毎日日焼け止めをしっかり塗ることが必要ですね。
炎症→皮膚がんのリスクが高くなる
日焼けすると、肌が赤くなってひりひりと痛むことがあります。
あれは皮膚が軽いやけどを起こしている状態。炎症がおさまってからも、色素沈着して目立ってしまいます。
しかも何度も繰り返すと、皮膚がんのリスクが高まると言われています。
地表にいる私たちが浴びる紫外線のうち、UV-Bは地球上に届いている量は少ないのですが、皮膚の細胞のDNAに傷をつけてしまいます(図2-2)。皮膚の細胞にはこのDNAの傷を修復する仕組みが備わっています。しかし、DNAの傷が大き過ぎたり、傷が度重なって修復能力を超えると直し間違いが起こり、誤った遺伝情報(突然変異)が生じることがあります。これが皮膚がんの原因になると考えられています。
出典元:環境省 紫外線環境保健マニュアル2020 https://www.env.go.jp/chemi/matsigaisen2020/matsigaisen2020.pdf
もはや日焼け止めを使うことを「恥ずかしい」「キモいって思われたくない」と言っている場合ではないようですね。
若々しい肌を保つためだけでなく、健康や医学の観点からも必要ということが言えます。
「男が日焼け止めなんて…」と言う人のことは放っておいて、日焼け止めを塗って、年を重ねても若くて健康的な男性を目指しましょう。
スポンサードリンク10代男子はどれを使うべき?場面別の日焼け止めを選ぶポイント


日焼け止めってたくさん種類があってどれを選べば良いのか迷いますよね。
日焼け止めは、利用するシーンによって使い分けるのが理想です。
それぞれのシーン別に選ぶポイントをご紹介します。
通学など日常的な場面
日常的に使うものは、乳液やジェルなどの着け心地が良いものを選びましょう。
日焼け止めは毎日塗るのが良いとされていますが、日焼け止めのべたべたが気になるという人もいます。
不快感があると、毎日塗るのがおっくうに感じますよね。
男性向けの日焼け止めには、スッと伸びて塗りやすいもの、塗ったあとサラサラとして皮脂やテカリを押さえてくれる商品もあります。
値段も様々ありますが、高いものをケチって少量使うよりも、手ごろな価格のものを適量しっかり塗った方が効果があります。
もしも、使っていてかゆみや発疹がでたら自分の肌に合っていない証拠です。
肌が弱い人は敏感肌用やベビー用を使いましょう。
毎日無理なく続けられるものを探してみてください。
夏の炎天下やスポーツなど汗をかく場面
部活や体育の授業などで汗をかくシーンが多い10代男子。
汗をかいても落ちにくいウォータープルーフの日焼け止めを使いましょう。
さらに、パッケージに記載されている「SPF」と「PA」の値にも注目。
これらは紫外線をどれくらいカットしてくれるかを示しており、数字や+で表示されます。
数字や+の数が多いほど、紫外線を防止する効果が高いということになります。
最大でSPF50+、PA++++なので、この表示もしくはこれに近い表示のものを選びましょう。
反対に、高い数値のものを日常的に使うのはオススメしません。
肌への負担になり、肌荒れやニキビなど他の肌トラブルを起こしてしまう可能性があるため、場面によって使い分けることをオススメします。
塗り直す場面
日焼け止めは2~3時間おきに塗り直したほうが良いと言われています。
手軽にさっと塗り直したい人には、スプレーやシートタイプがオススメです。
さらに、



日焼け止め塗りたいけど、塗っているところを見られるのは恥ずかしい
という人も中にはいるかもしれません。
そういった方にも、手軽に使えるこれらのタイプはおススメです。
通常の乳液タイプの日焼け止めよりは、効果や持続性は落ちてしまいますが、短時間で塗れるのは便利ですね。
朝、家を出る時は、乳液タイプを使い、学校ではスプレーorシートタイプなどで塗りなおすという使い方ができそうですね。
まとめ
10代男子の日焼け止めについてお伝えしました。
- 今や男性も日焼け止めを塗るのは当たり前
- 日焼け止めを塗らないと将来老け顔になる
- 10代男子の日焼け止めの選び方
かつては「男が日焼け止めを塗るなんて女々しい」といったような否定的な意見がありましたが、今は肯定的な意見が多いようです。
しかも「若いうちにちゃんと日焼け止め塗っとけば良かった…」と後悔している男性の声が多くありました。
10代男子のみなさんは、今のうちから日焼け止めを使えば、年を重ねてからも同年代の人たちと差をつけられそうですね。
おじさんになっても若々しくかっこいいと言われるような素敵な男性を目指しましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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