小中学校のエアコン設置率は?費用やメリット・デメリットを調べました。

現在、エアコン設置率は普通教室で95.7%とほぼ全ての教室に設置されています。

最近、エアコン設置の署名呼びかけで話題になりましたが、これだけ普及しているのならば設置していない学校に設置したいと思うのは当然ですね。

今回はエアコン設置率や費用、メリットとデメリットを調べましたのでぜひ読んでください。

(アイキャッチ画像出典元https://k-elect.com/articles/construction/)

スポンサードリンク
目次

全国の小中学校のエアコン設置率

大阪府の学校教諭がエアコン設置の署名呼びかけで懲戒処分という驚きのニュースがありました。

大阪府の学校やばくない?

エアコン設置を呼び掛けただけで停職なんてありえんわ!

(画像出典元https://www.mext.go.jp/content/20220928-mxt_sisetujo-000013462_02.pdf)

近年の小中学校のエアコン設置率を見ると普通教室では平成22年10月の16.0%から、令和4年9月には95.7%と設置率が上昇しています。

平成29年4月からは、体育館にエアコンを設置する学校も出てきているようです。

ちなみに現在、全国に私立を含め29,174校の小中学校があります。

最近の教室はエアコンがあるなんて、うらやましい!

ほとんどの小中学校に設置済みなんだね。

スポンサードリンク

エアコン設置時の費用は100万円以上

教室向けの業務用エアコンの1つを例として調べました。

・馬力:3馬力
・P80形(冷房能力:7.1(1.5~8.0)kW
・暖房能力:7.1(1.5~9.0) kW
・電源タイプ:単相200V/三相200V
・価格:1,093,400円(税込)

販売価格は会社によって異なり、83%値下げの会社もありました。

1つで100万超えてるね!

設置費用が入ったらいくらになるのかな?

小学校での業務用エアコンの電気代(1か月)は15,000円程度

業務用エアコンの電気代の計算してみました。

計算方法は下記です。

・馬力数をkWhに修正
・使用時間と1kWhあたりの電気代をかける

基本料金は含めず、寒暖の差も影響しますが3馬力の業務用エアコンを5時間使用して、1kWh=17円で計算します。

・7.1kw(3馬力分)× 5時間 = 35.5kw
・35.5kw × 17円 = 603.5円

学校で1日6時間稼働したとして

・603.5円 × 6時間 = 724.2円

1ヶ月に換算すると

・724.2円 × 20日(平日のみ) = 14,484円

1か月の電気代はそんなにかからない印象だね

家庭の電気代と同等の値段だから、良心的かもね

エアコン設置のメリット・デメリット

エアコン設置のメリットをまとめると生徒視点と教員視点で下記があります。

[生徒視点でのメリット]
・学力の向上(客観的な指標)
・集中できる(主観的な指標)
・保健室の利用が減る


[教員視点でのメリット]
・快適な環境で教えることができる
・生徒の授業態度が改善するので、教えやすくなる
・授業を計画通り進めることができる

デメリットは下記の2つがあげられます。

費用が掛かる
地域や学校によって差が出る

最近の暑さを考えると学習環境としてエアコンは必須です。

しかし、エアコンの費用による学費への影響や学校間で差が出ることで、保護者や生徒が不満を抱える懸念もあります。

まとめ

今回は小中学校のエアコン設置率、費用とメリット・デメリットについて調べました。

  • 令和4年9月の時点で、95.7%(普通教室)
  • 平成29年4月からは、体育館にエアコンを設置する学校も出てきている
  • 業務用エアコンは本体、定価で100万を超える
  • 電気代は基本料金を入れずに、1台1日で700円ほど
  • 学習効率が上がるメリットと、費用や学校によって差が生じるデメリットがある

異常気象や温暖化で住環境も変わってきているので、できれば全学校にエアコンを設置して頂きたいと思います

しかし、設置費用や電気代の費用は頭が痛いところですね。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次