さんぽセルって何?禁止の理由や批判の声と子供たちの反論!世間の反応まとめ

今話題の「さんぽセル」をご存じでしょうか?

小学生が開発した「ランドセル用キャリー」のような商品の名称です。

今回はこれがなぜ話題になり、批判の的になっているのかを調べてみました。

(アイキャッチ画像出典元https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000072311.html)

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さんぽセルとは?

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000072311.html

画像の双子の小学生が中心となって開発したとされるさんぽセル。

商品のコンセプトは「脱ゆとり化で重くなったランドセルを、体感約90%軽くするスティック」として開発されました。

既存の国内全ての規格のランドセルに取り付け可能で、ランドセルのまま使え、いつでもキャリー化できる2本の棒です。

ランドセルって基本的な部分は昔から変わってないし重いもんねぇ

禁止の理由や批判の声は?

・これを開発した人、子供のことをよくわかってないです。
・道はずっと平らではないし、階段もあるし上り坂も下り坂もある。どう考えても背負っている方が楽では?
・ランドセルって危険から身を守るものでは?これでは背後からおそわれたらどうしようもない。

さんぽセルの紹介記事が世に発信されると、批判的なコメントが相次ぎ1000件超にも及んだそうです。

ただ、使用禁止に関しては今の所表明している学校はないようですが、安全面や前例のないことから、責任の面などを考えるとあり得る話だと思います。

無駄にランドセル文化が根付いてるもんなぁ

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子供たちの反論とは?

https://grapee.jp/1132236

2022年5月30日に大人たちの批判に対して販売元の株式会社「悟空のきもちTHE LABO」は、批判に対する小学生の返答を公開しました。

「これを開発した人、子供のことをよくわかってないですね。」

<小学生の返答>
いま小学5年生です。作った時は4年生です。子供のことよくわかってなかったら、ごめんなさい。

体のバランスが悪くなり背骨の歪みが出て体調が悪くなると思うので心配です。

<小学生の返答>
それは重いランドセルでなる「ランドセル症候群」って言われる病気です。
僕たちは、それを解決しようとしてるんです。心配する方向が反対です。

坂道とかでうっかり手を離したら、大惨事ですね。結構スピード出ると思いますが、それが人に当たったら?そのことまで考えているのでしょうか?

<小学生の返答>
2つのタイヤだけでどうやって坂道を転がすの?
そんなことできないように考えてるんですよ。ちゃんと見て文句言ってよ!

このように、何でもかんでも批判したがる大人に対して、かなり冷静に正しい視点から反論している印象です。

凝り固まった大人の考えが一番問題なんじゃない?

背景にある重すぎるランドセル問題

https://image.itmedia.co.jp/business/articles/2204/20/mika2204_i_ran_08.jpg

「さんぽセル」問題がニュースに取り上げられてから、様々な場所でいろんな学年の荷物の入った状態でのランドセルの重さが検証されたようですが、一例を挙げてみると

小学1年生: 3.3kg
小学4年生: 4.6kg
小学5年生: 5.2kg

など複数の情報があります。

低学年の体重約25kg程度の児童のランドセルの重さは平均4kg。

これは体重60kgの大人に換算すると2リットルのペットボトル約9本を背負うことに相当するそうです。

そんなランドセル問題を解消すべく立ち上がったのが、大人ではなく今回の小学生たちだったのです。

毎日あんなもの背負ってたら仕事なんて行きたくないよ

世間の反応まとめ

さんぽセルについての世間の反応を調べてみました。

賛否両論ありますが、批判殺到のニュース発覚後は擁護する意見が多くなっているようで、Twitter上でも上記のような意見が目立ちました。

中には、使い方に関する部分での指摘や批判のような記述もありました。

商品の性能という部分では大事かもしれませんが、そもそもの「何故さんぽセルを作ったか」という部分からは、ずれている印象を受けました。

まず子供たちの想いがどこにあるのかを考えた方がいいかもね

最後に

個人的には今回の「さんぽセル」問題は、批判的な意見を挙げる大人の方に疑問を感じました。

小学生たちは、「この商品は売れなくてもいい。必要ないってことは、重いランドセルがなくなるってことでしょ。僕たちの願いはランドセルが軽くなることだから。軽いランドセルで学校に通いたい」ともコメントしています。

純粋に自分達の問題を解決しようと動いた、子供たちの行動力が素晴らしいなと感じました。

今後のランドセル論争の動向にも注目していきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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