来年のお年玉付き年賀はがきで一等が当たると、何が貰えるのでしょう?
2022年の一等は「現金30万円」もしくは「電子マネー31万円」 でしたので、来年も現金なのでしょうか?
当選確率が100万本に1本と夢のまた夢の話だとは知っていても、「もしかすると?」と淡い期待を抱きながら当選番号を確認するのは楽しいですよね。
その商品が豪華であればあるほど、熱が入って楽しめること間違いなし!
そこで今回は2023年の第一等を本気で予想するため、昭和20年代まで歴代の第一等をさかのぼってきました!
2023年のお年玉付き年賀はがきの一等は現金と予想!
2010年から2022年までの第一等景品は以下の表のようになります。
なお、2020年には特賞があり、その景品は東京オリンピック2020の開会式または閉会式ペアチケットでした。
太っ腹ですね!
年数 | 第一等景品 |
2021年 | ・現金30万円 ・電子マネー等31万円分 ・2021年発行特殊切手集&現金20万円 |
2020年 | ・現金30万円 ・電子マネー31万円分 |
2019年 | ・現金30万円 ・プレミアム賞品(国内旅行、アクティビティ体験、ロボホン、ドローンの4点の中から1点) |
2018年 | ・現金 10 万円 ・セレクトギフト(12 万円相当/1 万点以上の商品・旅行・体験プラン等からの選択) |
2017年 | ・現金10万円 ・セレクトギフト(1万点以上の商品・旅行・体験プラン等からの選択) |
2016年 | ・現金10万円 ・選べる旅行 ・4Kテレビ(40V型) ・調理家電セット ・タブレットPCセット ・掃除機セット ・ゲーム及び低周波マッサージ器具セット |
2015年 | 現金1万円 |
2014年 | 現金1万円 |
2013年 | ・シャープ40V型デジタルフルハイビジョン液晶テレビ ・JTB選べる旅行遠距離コース ・JTB選べる旅行近距離コース ・キヤノン一眼レフカメラ ・富士通ノートパソコン+デジタルカメラ+HPインクジェット複合機 ・快適家電セット(スチームオーブンレンジ+サイクロン式クリーナー+フットマッサージャー) |
2012年 | ・シャープ40V型AQUOS液晶テレビ ・JTB選べる旅行 |
2011年 | ・シャープ40V型AQUOSフルハイビジョン液晶テレビ ・JTB選べる旅行 ・選べるオフィスグッズセット(カタログから20万円まで) ・東芝ノートパソコン+デジタルカメラ+インクジェットプリンタ SANYO電動自転車CY-SPA226 |
2010年 | ・シャープAQUOSブルーレイ内蔵32型テレビ ・JTB選べる旅行 ・東芝ノートパソコン+カシオデジタルカメラ+キヤノンプリンタ ・キヤノンデジタルビデオカメラ ・アスクルオフィスグッズ |
表にあるように、2014年から第一等景品に現金が登場しました。
2014年に何があったのでしょう?
日本郵便局の広報担当へのインタビューで、その理由が2つ述べられています。
理由は、大きくわけて2つあります。
ひとつは、お客様に何が当たったら嬉しいかアンケートを取ったところ、“現金が嬉しい”という声が多かったこと。
もうひとつは、話題性です。今回、賞品を1万円にすると同時に当選確率を10倍に上げました。これにより、当選する人が増えて話題になることで、年賀はがきの人気が盛り上がればと期待しています。
引用:https://www.excite.co.jp/news/article/E1385431320364/
つまり、お客様の希望に合わせるため現金が景品となったのだとわかります。
郵便局は2007年から民営化しているため、お客様の声を重視するのは自然なことです。
2020年の特賞にオリンピックのペア招待券があったのはお客様の声に応えてのことだったのでしょう。
そう考えると、2014年から2022年まで現金がありますから、ずっと現金が望まれているのだとわかります。
今後、私たちみんなが現金よりも欲しいものが出て来るまでは、2023年も現金が第一等景品になると予想できますよね!
2023年も現金が第一等景品になると予想できます!
2014年から2022年まで第一等景品には現金があり、その理由はお客様の希望でした。
今後も私たちが望む限り、現金が第一等景品になることでしょう。
歴代のお年玉付年賀はがきの一等は家庭の必需品から娯楽の品へ変遷!

特賞・一等の景品は時代によって様々です。
今のような当選くじのついた年賀はがきが発売されるようになったのは、昭和22年に発売されることが決まり、実際に発売されたのは昭和24年からだったようです。
当時はお年玉くじも6等まであったのだとか。
こちらでは一等の歴代景品を主な時代ごとにまとめてみました。
【昭和20年代】足踏みミシン

この時代は一家に一台ミシンがあれば本当に重宝したと実際に祖母から聞いたことがあります。
こちらが一等の景品だったということはそれだけ高価ながら、ミシンが生活に必要な品だったということですね。
家庭に喜ばれる品が第一等の品だったということがわかります。
【昭和30年代】電気洗濯機
家に電気洗濯機があるのはまだ珍しかったと聞いた記憶がありますが、父方の実家には既にあったとも聞いたこともあります。
脱水は手回し式だったという話を聞いた記憶があります。
洗濯機があればそれだけでも家事は随分楽になったことを実感できますね。
【昭和40年代】ポータブルテレビ、ラジカセ

この時代もポータブルテレビが家にあるのは本当に裕福の象徴だったということを近所の高齢者が話されていました。
本当にノスタルジックな感じがします。
この時代辺りから、娯楽の品になってきたことがわかりますね!
【昭和50年代】コンパクトカメラ、カラーテレビ、電子レンジ

この頃から家庭に必須な家電製品も安定し、時代はより便利な家電製品を世間が求めていたことがうかがえます。
自身の実家が電子レンジを購入したのは平成に入ってからのことでした(笑)
【昭和60年代】カーナビ、ワイドテレビ、MDコンポ
(この頃より特等はなくなったみたいですね)

この時代頃からは「ふるさと小包」が登場してきました。
ふるさと小包では、カタログから好きなご当地グルメを選ぶことができます。
自分の住んでる地域外の名産品も堪能することがお年玉になったことから、お年玉付き年賀はがきの景品は娯楽が中心となってきたことがわかります。
2010年以降は現金が主流

2010年以降は、現金10万円やふるさと小包が景品となりました。
日本では高度経済成長を経て、電化製品は各家庭にほぼ揃ったことでしょう。
人々の価値観が物資的な豊かさから、そこでしか経験できないこと、それならでは堪能できることへ豊かさを求めるようになってきましたよね!
好きなときに好きな品、経験に交換できる現金の方がいいと思うような風潮になってきていることがわかります。
近年ではキャッシュレスの時代になってきていますから、電子マネーもまた景品となっているのでしょう。
ここまでの流れから予想するに、2023年以降も現金もしくは現金に相当する電子マネーが景品になることが予想できますね!
スポンサードリンク2023年の一等は現金だと予想!お年玉に現金が選ばれるようになった背景から

お正月に親戚のおじやおばからもらえるお年玉、嬉しくて仕方なかった記憶がありますよね?!
新年にポチ袋へ現金を入れて子供に贈る習慣はどこからどんな起源からそうなったのでしょう?
「お年玉」は元々、「御歳玉」という書き方をしていたようです。
歳神様をそう呼んでいたようです。
お正月を迎えるにあたり、鏡餅を用意したりしますよね。
新年が明けると、歳神様がやってきて、鏡餅に宿っているとされていたようです。
鏡開きのときにそれを切り分け、子供達に分けて食べさせていたというのが始まりだったようです。
戦後、高度経済成長期を経ると、核家族化が増えたことに伴い、新年に鏡餅を用意しないところも多くなってきた社会事情もあり、ポチ袋に現金を入れて渡すスタイルになったようですね。
お年玉付き年賀はがきについても、高度経済成長期を経て家電が各家庭に行き渡るようになってから現金になりました。
もう各家庭には生活必需品や娯楽の品は行き渡っているでしょうから、広く皆さんから望まれる景品は現金であると考えられます。
つまり、2023年のお年玉付き年賀はがきの一等は現金だと予想できます!
まとめ

2023年のお年玉付き年賀はがきの一等は現金だと予想できました!
2014年からお客様の希望に合わせて現金となっていますから、今後も変わらないことでしょう。
また、歴代の一等の景品を見ると、その時代によって世相を反映した内容でした。
時代の進化と共に自由に使える現金の方が喜ばれるようになり、より心に響いて、より心地よい経験に活かしてより豊かな人生を築く一つの手段にしたいと考える人が増えてきたということなのだろうと感じます。
皆さんの手元にある2023年のお年玉付き年賀はがきから一等は出るのでしょうか?
今から待ち遠しいですね!
コメント