おせちには一般的に海老が入っているものですが、アレルギーなどで食べられない方もいます。
海老の入っていないおせちは売っているものなのでしょうか!?
逆に、海老は好きだけど剥くのに手が汚れるから嫌だという方に手を汚さずに剥く方法を調べてみました!
年の瀬の準備としても、ぜひ参考になさってください。
海老の入っていないおせちは売っている!

結論として、海老の入っていないおせちは売っています!
今回は、楽天市場において以下の方法で調べてみました。
- 「おせち 海老なし」で検索
- 「おせち エビなし」で検索
- 「おせち えびなし」で検索
- 「おせち アレルギー」で検索
結果、「海老なし」「エビなし」「えびなし」では見つかりませんでした。
ちなみに「海老 なし」のようにスペースを入れるとたくさんヒットしました。
しかし、海老がないという意味ではなく「重箱なし」など別のものがないという意味でヒットしているようでした。
続いて「おせち アレルギー」で検索したところ2件ありました!!
どちらも石井食品のアレルギー対応おせちで、特定原材料7品目(卵・乳・小麦・えび・かに・そば・落花生)を使用せずに調理されています。
- 食物アレルギー配慮おせち「のぞみ」和風三段重2~3人前 20品目 17,300円(税込)
- 食物アレルギー配慮おせち「かなえ」全品個包装2~3人前 13品目 8,000円(税込)
アレルギーは人によって様々です。すべての人に対応するメニューを作っていたら種類だけでも膨大です。
そのため海老単体が入っていないメニューはなくて、特定原材料7品目をまとめて抜いたメニューを用意されているのだと思います。
今は単品のおせちも売っていますから、あとから食べられるものを追加すればよいですね。
スポンサードリンク手を汚さずに海老の皮を剥く方法

手を汚さずに皮を剥く方法、あります!!
私は、本当はすぐに食べたいけど手が汚れるから最後に食べる、人前で汚い様子を見せたくないから食べないといった経験をしたことがあります。
本当は海老が好きなんです。それだけにフラストレーションがたまりますよね。
そんな時には下記の方法を試して下さい。
文章にするとこのような流れですが、イメージが沸きにくいと思います。
百聞は一見に如かず!!動画がありました。

英語での説明動画だけどわかりやすい~‼
私も試しにやってみました!
練習することで手を使わずに剥けるようになりましたが、正直まだ動画のようにスムーズではないです。
人前で披露する程のレベルではないですが、家で食べる分には問題ないですね。
女の子とのデートで自慢できるようがんばりたいと思います!



皆さんもぜひ試してみてね。
おせちと海老のいわれ


ところで、そもそもおせちとはなぜ食べるのでしょうか?なぜ海老が入っているのでしょうか?
それぞれのいわれについて解説したいと思います。
おせちのいわれ
「おせち」は漢字で書くと「御節」で、元々は暦上の五節供(ごせっく)の意味です。
五つある各節供には特別な料理があり、「おせち料理」は「節供料理」の意味なのです。それが次第に、人日の頃に食べられる料理のみが代表的なものとなり正月料理が「おせち料理」、「おせち」と呼ばれるようになりました。



五節供とは、人日(1月7日)、上巳(3月3日)、端午(5月5日)、七夕(7月7日)、重陽(9月9日)のことだよ。
正月のおせちは、年神様を迎えるものです。年越しにお供えした料理を元日の朝に家族皆でいただき、新年を神様の守護のうちに暮らせるよう祈るのです。
これは、神様と同じものを食べることで親密を深め神のご加護を得ようとする「神人共食」(しんじんきょうしょく)の精神が反映されています。
重箱を用いるのは、「福が重なる」という縁起をかついでいるからです。自慢の味を正月の来客にもてなすのを誇りとする家もあり、お重の中身は地方や家庭ごとに様々ですが、最近では既製品が中心となってきています。



市販品はゴージャスだけど、手作りはやっぱり温かみがあるよね。
おせちの海老のいわれ
長い髭を老人に例え、海の老人=「海老」と書きます。姿も腰の曲がった老人に似せて長寿の象徴とされています。
飛び出た目は「目出たし」、脱皮は「生まれ変わる」ことや「出世」を意味し、赤は邪気を祓う魔除けの色とも言われています。
まとめ
今回は、海老の入っていないおせちは売っている?手を汚さずに皮を剥く方法を動画付きで紹介しました。
- 海老なしのおせちとしては、アレルギー配慮の2種類のおせちが石井食品から販売されている。
- ナイフとフォークを使用することで、手を汚さずに海老の殻を剥くことは可能。ただしスムーズに剥くためには練習を要する。
- おせちや中身の海老には、神様を信仰する昔からの日本人の精神性や価値観が反映されている。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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