「韓流ブーム」「タピオカブーム」
SNSなどを通じて一時的に人気になると、メディアなどで「○○ブーム」と銘打たれて特集を組まれたりしますよね。
1月26日放送の『めざましテレビ』(フジテレビ)では、若い女性におじさんが人気だという「シン・おじさんブーム」が取り上げられました。
これに対して視聴者からは、「そんなわけない!」と多数の批判の声が寄せられています。
そこで今回は、批判続出⁉のおじさんブームの真偽を調査するべく、
- シン・おじさんブームの概要
- 「おじさん」を題材にした作品
- SNSに見る世間の声
についてまとめました。
(アイキャッチ画像出典元:https://www.fujitv-view.jp/gallery/post-473922/?imgid=1)
シン・おじさんブームの概要
シン・おじさんブームのはじまり
めざましテレビの特集によると、このブームの火付け役となったのが21年M-1グランプリのチャンピオン錦鯉だそうです。
優勝を決めて号泣する彼らの姿に、胸が熱くなった方も多いのではないでしょうか?
私も純粋に、「たくさんの努力や苦労が報われて良かったなぁ。」とあたたかい気持ちになりました。
一方で、おじさんが人目もはばからず号泣する姿に「かわいい!」という印象を抱いた女性達がいるそうで、そこから「かわいいおじさん」がフューチャーされるようになったとのことです。
かわいいおじさんの定義
「おじさんって言っても、一体何歳からがおじさんなの?」という感覚は人それぞれですよね。
めざましテレビが10~20代の女性に実施したアンケートでは、おじさんだと思う年齢は平均43.1歳という結果でした。
「おじさんのどういうところがかわいいか」というアンケートの上位3つの回答は、
- 頑張っている
- 笑顔で明るい
- 流行についていこうとする
という結果となったそうです!
その中でも特に意見が多かったのが、「頑張っている」という項目でした。
あたふたしながらも、一生懸命に取り組んでいる姿が、若い女性には「かわいい!」と映るようですよ。
一般的におじさんというと、「ビール腹(お腹が出ている)」「加齢臭」「髪の毛が後退している」「いつも疲れている」「話が長い」などなど、あまり良いイメージで語られることはありませんでした。
そういった従来のイメージとは逆の、一生懸命さや明るさが感じられるおじさんたちは、若い女性に好感を持って受け止められているみたいですね!
「おじさん」を題材にした作品
近年、「おじさん」にスポットライトをあてたドラマや漫画もたくさん登場しています。
今からご紹介する作品が話題になったことも、おじさんブームをけん引したのかもしれません。
- おっさんずラブ
- 私の家政婦ナギサさん
- おじさまと猫
①おっさんずラブ
2018・2019年にテレビ朝日にてドラマが放送され、大好評を博しました。その後は映画化もされましたね。
男同士の恋愛というテーマも斬新でしたが、なにより春田創一(田中圭さん)に恋する黒澤部長(吉田鋼太郎さん)の乙女っぷりがキュートでした!
普段は仕事のできる敏腕上司なのに、恋愛モードになるといつもの威厳はどこへやら。
そのギャップに私も思わず笑ってしまいました。
春田にフラれてもあきらめない、黒澤部長はとっても可愛いいです!
②私の家政婦ナギサさん
2020年にTBSの火曜22時枠で放送されたこちらのドラマ。
製薬会社のMRとして働くバリキャリ女子・相原メイ(多部未華子さん)の家で働く家政婦ナギサさんを大森南朋さんが演じました。
整理整頓された家、おいしそうなご飯。
ナギサさんの完璧な仕事ぶりに、「私の家にもナギサさん来てーー!」と思った女性も多いのでは?
私もその一人です(笑)
仕事に没頭して無理しがちなメイを、陰ながら懸命にフォローするナギサさんに思わずキュンとしてしまいます!
③おじさまと猫

愛する妻を亡くしたおじさまと猫のふくまるの日常を描いていた漫画です。
おじさまはもともと世界的に有名なピアニストであり、顔もハンサム、性格も紳士的で、女性だけでなく男性からも人気があります。
そんなおじさまが、猫のふくまるにメロメロな様子がとってもかわいいんです!
単行本は現在8巻まで発売されています。
2021年に草刈正雄さん主演でドラマ化もされました。
スポンサードリンクシン・おじさんブームに対する世間の反応
めざましテレビで取り上げられた「シン・おじさんブーム」。
スタジオではおじさんたちが盛り上がっていたようですが、世間の反応は違ったようです。
ご覧の通り、なかなか手厳しい意見が多いです。
かわいいおじさんが一部の若い女性に支持されているのは嘘ではなさそうですが…
それがあたかも「おじさんそのものがブームになっている」かのごとく取り上げられていることに違和感を覚える人が多いようです。
シン・おじさんブームを真に受けてはいけない
Twitterの投稿から確認できる世間の反応を見てみると、シン・おじさんブームはメディアが作り上げたものと捉えるのが正しいでしょう。
「かわいい!」と評価されているおじさんたちも、彼らがおじさんだから評価されているわけではなく、一生懸命頑張っている姿だったり、そういった人柄そのものが評価されています。
ですので、メディアに踊らされて勘違いおじさんになるのだけは避けましょう。
「若い女の子の間でおじさんがブームらしいから、自分もいけるんじゃないか?」なんて思い込んで突っ走ると、ほぼ間違いなくイタい人認定されてしまいます。
まとめ
今回はシン・おじさんブームについてその真偽を調査し、まとめてみました。
めざましテレビの特集内容をまとめると、
かわいいおじさんが若い女性に人気!
かわいいおじさんの3大特徴は
- 頑張っている
- 笑顔で明るい
- 流行についていこうとする
ということでした。
しかしながら、世間的には「おじさんブームは存在しない」という意見が多数という結果になりました。
流行を作り出すのがメディアの役割のひとつだとは思うのですが、今回は少し強引すぎたかもしれません。
みなさんはこの「シン・おじさんブーム」、どのように思いましたか?
テレビが言うことを鵜呑みにするだけではなく、正しい情報に基づいて自分の頭で判断するようにしましょう!
よろしければ皆さんの意見もコメントで教えてくださいね。
コメント