NHKEテレの人気キャラクター「ニャンちゅう」の声優の交代が発表されました。
子育て経験のある方にとっては特にインパクトのあるニュースだったのではないでしょうか?
私も子供と一緒にEテレを見ていたので、あの独特のニャンちゅうボイスが耳に残っているので驚きました。
今回は、なぜ声優が交代することになったのか、気になる理由を調べてみました。
(アイキャッチ画像出典元:https://ameblo.jp/kyousei-t/)
現在のニャンちゅうの声優「津久井教生」のプロフィール

- 本名 津久井教生(つくいきょうせい)
- 生年月日 1961年3月27日 61歳
- 出身地 東京
- 主な出演作品 ちびまるこちゃん「関口くん」カーズ2「エーサー」など
主な出演作品を調べた個人的な感想ですが、過去の役柄に大きなインパクトはない感じがしますね。
しかし、2022年11月18日までニャンちゅうを30年間も続けてこられたそうです!
長期に渡り演じ続けられたのも、津久井さんにとって「ニャンちゅう」が最大の当たり役だったのではないでしょうか?

ニャンちゅうと関口くんの声ぐらいしか頭に浮かばないなぁ
声優交代の理由について
津久井さんは2019年に3月に突然手足が動かなくなり検査入院をされたそうです。
そして、同年9月に筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断され、同年10月に公表されました。
ALSは難病にも指定されており、有名人の罹患では2020年に美容アドバイザーの佐伯チズさんが、ALSが原因で亡くなっています。
ただ、津久井さんは体の自由が効かない中でも「声は無事」という理由で、ちびまる子ちゃんの声優活動は続けられているそうです。



ある日突然かかるなんて本当に恐ろしい
筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは?
筋萎縮性側索硬化症(ALS)の特徴的な症状と治療法や対策は?
- 筋肉を動かし、運動させるための神経だけが障害を受ける。
- そのため、筋肉に異常はないが筋肉が使われず痩せ衰えていく
- 女性よりは男性にやや多く、60~70代での罹患が多い(あくまで統計上)
- 原因の解明はされていない
- 進行を遅らせる飲み薬や点滴注射薬は使用されているが、有効な治療法は確立されていない



治らない病気に立ち向かうって想像できないくらい大変でしょうね
津久井さんの現在の状況は?
津久井さんは、主にブログとYouTubeにて近況報告をされています。
先月末に公開された動画で語られている現在の状況です。
両手・両足がほぼ動かせなくなっているそうです。
左手はかろうじてマウスのボタンは押せるそうですが、それができなくなるのも時間の問題と語っています。
そんな中でも、奇跡的に無事である声を使って、こうして動画を発信されるのはすごいことだと思います。



辛いはずなのに、明るく現状を報告してくれる津久井さんの元気なお声が聞けて嬉しいですね
ニャンちゅうの新声優は「羽多野渉」


- 本名 羽多野渉(はたのわたる)
- 生年月日 1982年3月13日(40歳)
- 出身地 長野県
- 主な出演作 黒子のバスケ「実渕玲央」信長の忍び「織田信長」など
羽多野さんは津久井さんと同じ事務所に所属している後輩で、その意気込みを語っています。
また、津久井さんも自身のブログで、ニャンちゅうの声優をバトンタッチすることに触れています。
ニャンちゅうの声を羽多野渉さんにバトンタッチすることになりました。
30年間思いっきり走り抜けました本当に楽しかったです。
たくさんの応援ありがとうございました。
番組はまだまだ続きます、引き続き羽多野渉さんと番組への応援をよろしくお願いいたします!
https://ameblo.jp/kyousei-t/



ちょっとこのイケメンからニャンちゅうの声は想像できないけど



先輩後輩の絆も温かい感じがして、この師弟関係でのバトンタッチはなんだか嬉しいですね
まとめ
今回は、Eテレの人気キャラクター”ニャンちゅう”の声優交代に至った理由を調べました。
津久井教生さんと羽多野渉さんについて、そしてALSという難病についても見てきました。
一人のニャンちゅうファンとして、新しいニャンちゅうがこれからの世代に愛されて欲しいなと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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