【プロ野球2022】ノーヒットノーランが多い3つの理由!山川が飛ばないボールに言及!

プロ野球・オリックスの山本由伸投手が2022年6月18日、ベルーナドームで行なわれた西武戦で史上86人目となるノーヒットノーランを達成しました。

ノーヒットノーランの達成は今季だけで既に4人目となり、この数はプロ野球史上初となります。

達成することが大変難しいとされるノーヒットノーランがこんなにも続出する理由について調べてみました。

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今季ノーヒットノーラン達成者4人

2022年6月19日現在、この1シーズンで既に4人のノーヒットノーラン達成者が出ております。

選手名 (年齢)所属チーム対戦チーム対戦日
佐々木 朗希 (20)ロッテオリックス4月10日
東浜 巨 (31)ソフトバンクホークス西武5月11日
今永 昇太 (28)DeNA日本ハム6月7日
山本 由伸 (23)オリックス西武6月18日

ロッテ佐々木朗希が完全試合達成!

特に世間を騒がせたのは完全試合を達成したロッテの佐々木朗希選手ではないでしょうか。

佐々木投手は日本プロ野球記録となる13者連続奪三振、プロ野球タイ記録の1試合19奪三振を達成して94年の元巨人・槙原寛己投手以来の完全試合を達成したのです!

これを口火にノーヒットノーランが続出したよなあ。

また中日のエース大野雄大投手も阪神戦で9回まで完全試合をしているので、実質2人の完全試合達成者が出ています。

3ヶ月で4人も達成者が出ているので、今季はまだまだ達成者が出る可能性がありそうです。

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今季(2022)ノーヒットノーランが多い3つの理由

今季(2022)、ノーヒットノーランが多い理由は何なのかについてまとめました。

野球の進歩

達成が難しいとされるノーヒットノーランが既に4人も出ていることに対し、元読売ジャイアンツの江川卓さんがTBS系テレビ「サンデーモーニング」で次のように語られています。

今、落ちるボールっていうのが主流なんですね。バッターとしては落ちてくるボールが多くなってくるんで早めに打ちたいっていうことになるんですね。それによって早めに打つことでピッチャーのペースになりやすいってことが起こるので、こういうことが重なって(大記録が)起こる可能性がちょっとあるんですね。

落ちるボールというと「フォーク」というイメージが強いですが、最近では「縦スライダー」や「スプリット」といった球種も聞くようになりました。

時代が進むにつれて野球も進歩しており、理論や技術が発展している証拠ですね。

飛ばないボール

ここまで両リーグトップの21本塁打、リーグ3位の打率2割9分9厘をマークしている西武の主砲・山川穂高選手は以下のように語られています。

ボールは飛ばないですよ。飛ばないです。何かいつもより飛ばない気がするな、くらいの。でも、確信は持っています。何年か前の打球速度に対する飛距離の感じを見ても飛んでいないので。大体(打球速度が)160キロ出れば本塁打を打てる。僕だったら速いときは180キロぐらいいくんですけど(バットの芯を)食ったときの打球の飛距離が、本塁打は本塁打ですけど、飛ばんなって。当たった感覚も一緒なんですよ。ただ映像を見ると、意外と(飛距離は)そこまでなんだ、って

ボールが飛ばないということはヒットやホームランが出にくいということになるので、投手にとって有利に働き、ノーヒットノーランにも繋がる気がしますね。

投手のレベルアップ

平成の怪物・松坂大輔選手は、1999年4月7日、プロ初先発で155km/hのストレートを投げたことで世間を騒がせました。

令和になった現在、投手の球速は大幅に上がっており、今季ノーヒットノーランを達成した佐々木朗希選手は最高球速164km/h、メジャーリーグの大谷翔平選手は日本ハム時代に165km/hの最高球速を記録しており、日本球界投手のレベルアップが顕著に見られます。

また、今季ノーヒットノーランを達成した4人のうち3人が20代ということで、若い世代の成長が著しいことも、この大記録続出の要因の1つではないでしょうか。

まとめ

今回は今季ノーヒットノーランが続出していること、そしてその3つの理由について調べてみました。

  • 野球の技術や理論が進歩するとともに、打者にとって打ちにくい球種が開発されている。
  • ボールも進化しており、ヒットやホームランが出にくくなっている。
  • 若手投手の成長が著しく、投手全体のレベルが上がっている。

これらの理由から、ノーヒットノーランを達成する選手はこれからまだまだ増えていくことが予想できますね。

今後も日本プロ野球に注目していきましょう!

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