なぜ健康保険証廃止反対の意見?マイナンバーカード一体化の問題とは?

先日、政府は2024年にも健康保険証を原則廃止し、マイナンバーカードと一体化する方針であることを明かしました!

しかしこの発表に対し、世間からは反対の意見が多く見受けられました。

そこで今回は反対の意見の内容や理由、マイナンバーカード一体化における問題点やメリットについてまとめました!

(トップ画像出典元:https://www.tokyo-np.co.jp/article/199471)

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目次

健康保険証を廃止してマイナンバーカード一体化

先日、河野デジタル大臣が会見を開き、現行の健康保険証の廃止と運転免許証に関しても、今後廃止する方針であることを発表しました。

河野大臣は「デジタル社会を新しく作っていくための、マイナンバーカードはいわばパスポートのような役割を果たすことになる」と述べ、マイナンバーカード一本化に向けた動きが今後、加速していきそうです。

マイナンバー制度とは

(画像出典元:https://www.soumu.go.jp/kojinbango_card/01.html)

そもそもマイナンバーカードは、マイナンバー(個人番号)と言われる、住民票を有する国民に対して割り振られている番号を記載したカードです。

マイナンバー制度には大きく3つの目的があります。

  • 国民の利便性の向上
    • 個人番号があることで複数の機関を回って手続きする必要がなくなる。
    • 社会保障や税に関する資料提出の手間を削減できる。
    • 本人や家族が受けるサービスに関する情報を受け取ることができる。
  • 行政の効率化
    • 様々な情報の照合や転記等に要する時間が大幅に削減できる。
    • 今までより、より正確で素早い作業が可能になる。
  • 公平・公正な社会の実現
    • 所得や行政サービスの受給状況が把握しやすくなる。
    • 不正受給や負担を不当に免れることを防止できる。
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健康保険証廃止反対の声と問題点

健康保険証廃止に対しては多くの反対意見が寄せられています。

・マイナンバーカードの取得は任意であること
・紛失した際などの個人情報漏洩が不安であること

などの意見が多く見受けられます。

・マイナンバーカードの普及率が50%であること
・マイナ保険証の普及率が20%であること
・マイナンバーカード対応の機器を医療機関が導入していく必要があること

などが問題点として挙げられています。

マイナンバーカード一体化におけるメリット

逆にメリットもあります。

・医療機関での受付業務がスムーズになること
・就職、転職、引越しの際に切り替えずに使用できること
・マイナポータルで特定検診情報や薬剤情報、医療費が確認可能であること
・マイナポータルで確定申告の医療費控除が簡単にできること

それ以外だと在日朝鮮人や帰化人の本名が記載されます。

小野田紀美議員がマイナンバーカード一体化について分かりやすく説明

正直言って、この記事を書いてる私ですら今回のマイナバーカードと健康保険証一体化について全て網羅している訳ではありません。

この件に関して、詳しく知りたいという方は自民党・小野田紀美議員のTwitterを参考にして下さい。

情報漏れとか不安だったけど、これなら大丈夫そうね!

まとめ

今回は健康保険証廃止、マイナンバーカード一本化に対する反対意見やメリット、デメリットについて調査しました。

  • 個人情報漏洩に対して心配な方やカード自体を作りたくない方からの反対意見が多い
  • 早急にカードの普及や機器の導入が必要になる
  • 施行された際には国民にもメリットはある

マイナンバー制度やマイナンバーカードを利用することで、メリットはたくさんあるということがあまり浸透していないように感じました。

一方で問題点もまだまだありそうなので、改善の余地があるかと思われます。

これらの説明や現状の問題点を踏まえて政府がどういった動きをするのかが注目です。

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