2022年10月14日の夜、滋賀県大津市にある老舗銭湯、都湯-ZEZE-のサウナが、何者かによって140度に設定される事件が起きました。
サウナはもともと高温ですが、140度ともなるとかなり危険な温度で、いたずらの度を過ぎていますよね。
都湯-ZEZE-はどんな銭湯なのか、犯人は誰なのかを調査しました。
(アイキャッチ画像の出典元:https://sauna-ikitai.com/saunas/5098)
都湯-ZEZE-の概要

住所・営業時間
都湯-ZEZE‐は滋賀県大津市にある銭湯です。
JR膳所(ぜぜ)駅から徒歩3分のところにあります。
住所:〒520-0802 滋賀県大津市馬場3-12-21
営業時間:平日15:00~24:00、土14:00~24:00、日祝8:00~24:00
休日:毎週木曜日
歴史のある老舗銭湯
都湯-ZEZE-は約50年続く老舗銭湯です。
2016年に先代の番頭が亡くなってから閉店していましたが、現在の番頭が若い人にも銭湯の良さを知ってほしいという思いで2018年にリニューアルオープンしました。
小さいながらも設備が充実していて、サウナのほかにも水風呂、電気風呂、ジェット風呂まであります。
昨今のサウナブームに乗って通い始めた人はもちろんのこと、昔からリピートしてる人も居ますし、利用客が多そうな銭湯ですね。
元々の温度は120度
都湯-ZEZE-サウナ温度が120度に設定されているドライサウナです。
全国的に見て珍しい温度設定で、一般的なドライサウナの平均は80~100度となっています。
120度という温度は、番頭自らが水風呂にちょうどいい温度を研究して設定されました。
地下60メートルから汲み上げた、天然地下水の水風呂を売りにしている銭湯です。

銭湯で天然地下水に入れるのは嬉しいわね!
サウナの後の水風呂は格別とはいえ、それはサウナの温度が適切であった場合の話です。
せっかく工夫をこらして設定された温度をいじってしまっては、人命に危険が出る事態で、苦情がくるレベルでは済まされません。



サウナの温度調整する制御盤は、誰でも触れるところにあったのかな?
犯人は誰?
16日の21時~22時に来店した男性客
16日の夜、都湯-ZEZE-に『熱すぎて入れなかった』と利用客から不満の声が寄せられました。
男女のサウナ室の温度を管理する制御盤があったのは、男湯の脱衣所。
誰にでも見えるところにあり、鍵はついていませんでした。
16日の夜は、男性スタッフがサウナフェスのため不在、店内のスタッフは女性2人だけでした。
女性スタッフは男湯には入らないことになっているので、連絡を受けた男性スタッフが急いで戻り、制御盤を確認したところ『140度』に設定されていました。
男湯の利用客は、当然男性なので、その場にいた誰かが触ったのですね。
幸い健康被害はありませんでしたが、利用客の判断が遅れていたらどうなっていたか分かりません。



いたずらでは済まされない!
17日夜に被害届提出へ
都湯-ZEZE-は17日夜、警察に被害届を提出し、現場検証は全て終わっています。
結果はまだ出ていませんが、指紋認証もしていることから、犯人が特定されるのも時間の問題ですね。
早く見つかることを祈るばかりです。
現在は鍵付きのカバー装着済み
後日、再犯防止の為に、制御盤に鍵付きのカバーを取り付ける工事がとりおこなわれました。
26日に完成しているので、現在は利用者が勝手に触ることができなくなっています。



一安心ね。
事件に対する世間の反応
制御盤の位置を気に掛ける声や、銭湯愛好家として許せないという声が多いです。
サウナブームで日ごろサウナを利用する人が増えている中、心配になってしまう出来事ですね。
まとめ
今回は、サウナ温度がいたずら設定された都湯-ZEZE-はどんな銭湯なのか、犯人について調査しました。
あってはならない事件ですが、水族館などでも温度調整器を勝手に触られていたという報道があったりと、悪意を持った行為をする人が後を絶たない現代です。
老舗であっても犯罪防止対策を事前に打っておき、改良を重ねていくことは必要なことですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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