高校野球はなぜドーム球場を使用しないのかという疑問や批判が毎年あります。
天候に左右されないドーム使用した方が、メリットがたくさんありそうですが費用も含めて実際どうなのか。
今回は高校野球はドーム使用するべきなのか、使用する際の費用、メリットについて調査しました。
(アイキャッチ画像出典元:https://ameblo.jp/stadiumtrotting/entry-11909721499.html)
高校野球で使用する球場

現在、高校野球ではドーム球場は使用されていません。
しかし、2021年の東西の東京大会でのみ東京ドームが使用されました。
これは東京五輪によって通常使用していた神宮球場が使用できないための代替としてでした。

東京ドームで野球をするのは高校球児にとっては格別だよね



なかなか体験できないので思い出に残るよね
今年は東京ドームは使用せず、神宮球場で行いました。
高校野球はドーム使用するべき?


高校野球はドーム使用しないため、どうしても雨天順延や雨天コールドが起こってしまいます。
そのため、甲子園球場をドーム球場への改修計画が合ったのですが、阪神淡路大震災の影響でなくなってしまいました。
再度、甲子園のドーム化計画が出ても高野連は「青空の下で行うべき」という見解を出しており、高校野球でのドーム使用は難しそうです。



高野連の見解を見ると難しそうだね



あの炎天下での過酷な甲子園野球は防ぎたいけどね
ドーム使用時の費用はいくら?
高校野球でドーム使用時の費用は一体いくらかかるのかを調べました。
[各ドーム球場の使用料金]
・東京ドーム
平日(7:00~24:00):19,800,000円(基本料金)、8,250,000円(準備日料金)
土日祝(7:00~24:00):22,000,000円(基本料金)、8,250,000円(準備日料金)
・ナゴヤドーム
平日(8:00~22:00):2,200,000円(9:00~18:00の連続7時間以内の場合は1,100,000円)
土日祝:同上
・福岡ドーム
平日(12時間):6,050,000円(本番日)、3,025,000円(設置、設営日)
土日祝(12時間):7,260,000円(本番日)、3,630,000円(設置、設営日)



東京ドームの料金は他と比べて非常に高額だね



高校野球1試合に少なくとも数百万を使うのは難しいかも
ちなみに東西東京大会で使用された神宮球場の料金はこちらです。
[神宮球場の使用料金]
・平日(9:00~11:00、12:00~14:00、15:00~17:00):220,000円
平日(18:00~20:00):231,000円
・土日祝(9:00~11:00、12:00~14:00、15:00~17:00):286,000円
土日祝(18:00~20:00):297,000円
※間の1時間は消毒作業
1日使用しても大体891,000円~1,155,000円程度なのでドーム球場よりもはるかに費用を抑えられます。



これだけ費用に差があるのならばドーム球場は使わないかも



神宮球場でこの価格だからドーム球場はちょっと高いね
ドーム使用するメリット
ドーム使用するメリットは下記です。
・天候に左右されず、雨具の必要なく観戦できるので快適
・昼間の紫外線を遮れるので女性でも安心
・風の影響を受けない
・雨天順延、降雨コールドが無い
・真夏の炎天下を遮れる
ドーム使用のメリットはかなりありますが、費用の問題や高野連の考え方もあるので実現は無さそうに思えます。



何とか高校野球もドーム使用できるようにしてあげたい



特に真夏の高校野球は過酷すぎるのでかわいそう
まとめ
今回は高校野球のドーム使用の実現性をメリットとデメリット含めてお伝えしました。
・現状、高校野球はドーム使用は無い
・ドーム使用する場合、1試合に数百万から数千万が必要
・ドーム使用のメリットはたくさんあるが、費用や高野連の考え方がネックで実現は難しそう
最後までお読みいただきありがとうございます。
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