政府は、育児休業明けで子育てのため勤務時間を短縮して働く人向けに、新たな現金給付制度を創設する方向で検討に入りました。
時短勤務でどうしても賃金が減ってしまうなか、子育てと仕事の両立を支援するのが狙いです。
今回は、「子育て時短勤務現金給付金」を貰う条件などについて調査しました。
(アイキャッチ画像掲載元https://news.yahoo.co.jp/pickup/6444502)
子育て時短勤務現金給付金の詳細は?
まずは、子育て時短勤務現給付金とは何なのか、その詳細について見ていきましょう。
子育て時短勤務現金給付金を貰うための条件は?
今回の子育て時短勤務現金給付金ですが、一体どのような方が貰えるでしょうか?
現時点でわかっている条件としては、以下のようなものがあります。
- 雇用保険加入者である
- 育休明けで、時短勤務をしている

ということは、フルタイムで働く人は貰えないの?



パート勤務者はどうなるんだろう?
子育て時短勤務現金給付金の仕組みは?
子育て時短勤務現金給付金の仕組みは、「賃金の一定割合の金額を雇用保険から拠出し、上乗せする案で調整する」ということです。



雇用保険から拠出なんだ。
子育て時短勤務現金給付金の貰い方は?
子育て時短勤務現金給付金の貰い方についてですが、まだ検討段階ということもあり、現時点では情報はありませんでした。
申請や給付方法などは、分かりやすく簡易的なものにしていただきたいですね。



複雑だと面倒だからね!
子育て時短勤務現金給付金の目的とは?


次に、今回の給付金にはどのような狙いがあるのか、その目的について見ていきましょう。
そもそも時短勤務には、
育児のために通常の勤務時間では働くことの難しい人に対して、育児休業の期間が終わった後にも仕事を続け、徐々に本格的な復帰を目指してもらう
といった目的があります。
しかし、育児と仕事の両立に不安を抱え、賃金も減ってしまうため働く意欲が低下し、離職に繋がりやすいことが課題としてあります。
今回の給付金の目的は、金銭面での不安を解消させ、働く意欲の低下を防ぐことによってその課題を解決し、就労継続を促すことだと考えられます。



本当にこの方策で効果があるのかなぁ?
子育て時短勤務現金給付金に対する世間の反応
続いて、今回の給付金に対する世間の反応について見ていきましょう。
今回の給付金に対しては、時短勤務で働く方とフルタイムで働く方の両側から批判的な意見が多いように思われました。
確かに、この方策が実現し時短勤務者が増加すると、フルタイムで働く人にとっては負担が大きくなってしまう恐れがあります。
また、育児と仕事の両立を支援するのであれば、もっと効果的で違ったやり方があるという意見もよくわかりますね。
まとめ
今回は、「子育て時短勤務現金給付金」を貰う条件などについて調査しました。
子育て時短勤務現金給付金を貰う条件については、現時点では以下の通りです。
- 雇用保険加入者である
- 育休明けで、時短勤務をしている
この子育て時短勤務現金給付金が本当に実現するのであれば、より多くの困っている方に給付されるように今後も検討を続けてただきたいです。
また時短勤務者だけではなく、フルタイムで働く人や企業側に対する支援も併せて考えていく必要がありますね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コメント
コメント一覧 (1件)
え、普通に良い支援だと思うけど。
時短勤務者へ給与満額との差額分の助成することは、なんらおかしなことではなくむしろ効率の良い方策じゃない?
やっかみで、「早く帰れてお金ももらえて」ってねたむのはちょっと…。
今まで雇用保険払ってるんだから、こんな時くらいはバックがあっても良いだろうよ。
あと、当事者が誰も声をあげてないっていう声。
誰もそんなことが実現するなんて思ってないから言わなかっただけで、実際には時短勤務で復帰したときに給料が減ることを嘆いている復帰組は多いよ。
保育園代も高いのに。
だって、給料30万円だとしたら6時間の時短勤務の場合22.5万円まで減る。
この差はなんと7.5万円。
手取りだともっと少なくなる。
1日育児のため(保育園のお迎えのためと家事などのため)にたった2時間勤務時間が少なくなるだけでこの給与額の差。
これを補填してくれるのはかなりありがたい。
こういう支援があるのなら、育休とあわせてその後の時短勤務もとりやすくなり、社会復帰できるなら結婚&子育ても良いよねというマインドが醸成され、少子化対策にも効果が表れることも見込めることが良そうできる。
たしかに、児童手当の所得制限撤廃や子供扶養控除の復活も必要だとは思う。
が、だからと言ってこの子育て時短勤務現金給付金自体を悪いものとするのは、社会全体を見れていないというか視野が狭いかな。
そして、たまにいる会社にその分を助成しろという意見。
おかど違いも甚だしい。
従業員がとる育児休暇も時短勤務も、希望があれば叶えるのが会社の義務。
それが嫌で従業員を雇うのは頭がおかしい。
そして周りの従業員にしわ寄せがって…。
え?
周りの同僚がいつまでも一緒に定年するまでいると思って仕事してるの?
いつか辞めるかもしれないよ?
そういうことを考えながら、周りの人でも仕事を担えるようにしておくことと、キャパは普段から多少余力を設けた人事配置を心がけることが、会社にも従業員も必要じゃない?
従業員は、自分の番がきたときはよろしくねって気持ちで、快く子育て世帯の時短勤務者を支援してあげたら良いと思う。
そう素直に思えない世の中は、冷めてるなと思う。