高校生最多の通算111本塁打という実績を掲げて、2017年高校生史上最多タイの7球団競合の末、日本ハムファイターズにドラフト1位で入団した清宮幸太郎選手。
大きな期待を背に入団しましたが、入団から4年経った現在も、期待通りの活躍とは言えない成績が続いています。
この記事では
- 清宮幸太郎がなぜ活躍できないのか
- 戦力外や引退の可能性
- 新庄監督からの減量指令とは
について紹介していきます。
この記事を読めば、来シーズンからの清宮幸太郎選手を応援したくなるはずです。
(アイキャッチ画像出典元https://news.ntv.co.jp/category/sports/7dc60d5904e14345976f5e576c4dabb3)
清宮幸太郎がなぜ活躍できていないのか

高校まであれほど活躍していた清宮幸太郎選手がなぜプロで通用していないのでしょうか。
その理由がこちらです
- 超早熟だった
- 木製バットへの対応ができていない
- 不動のレギュラー中田翔がいた
- 守備も走塁も上手くないから使われにくい
超早熟だった
清宮選手は小学生時代から天才バッターとしてメディアに出演するほど注目されていました。
高校に入学した時には、なんと184cm、100kgとプロ顔負けの身体つきをしていました。
成長が早すぎた分、プロに入ってからの伸びしろが少なかったとも言われています。
木製バットへの対応ができていない
高卒ルーキーがプロで活躍するためには、「木製バットに対応する」という大きな壁を乗り越えなければいけません。
清宮選手はいま、木製バットの壁にぶつかっていると考えられます。
この木製バットの壁で高校まではトップレベルの強打者たちが次々と引退に追い込まれているのは間違いありません。
同期入団のヤクルト・村上選手は、木製バットに適応し今や日本を代表する強打者に成長しています。
清宮選手も日本の4番として日の丸を背負うバッターになってほしいですね。
不動のレギュラー中田翔がいた
日本ハムの不動のファーストといえば、昨シーズン巨人に移籍した中田翔選手がいました。
たらればの話をしても仕方がありませんが、もしファーストが空いていれば、もっとチャンスがもらえて、今ごろは一軍のピッチャーのレベルに適応出来ていたかもしれません。
昨シーズンは中田翔選手の代わりに高濱選手が95試合に出場しましたが、まだ絶対的なレギュラーというわけではありません。
キャンプでしっかりアピールし、チャンスをものにできれば、レギュラー不在のファーストの席に清宮選手が定着する日もそう遠くないかもしれません。
守備も走塁も得意ではないから使われにくい
元巨人の鈴木尚広選手、元ロッテの岡田選手、元中日の英智選手など、守備や走塁のスペシャリストとして一軍で活躍している選手も多数存在します。
清宮選手は守備・走塁ともに上手いというレベルではなく、どちらかというと苦手の部類です。
守備や走塁が上手ければ、打てなくても使われる理由がありますが、打てない・守れない・走れない野手がスタメンで起用されるのは難しいですよね。
長年プロ野球で活躍している選手は打力・守備力・走塁力がどれも一流か、どれかに突出したスペシャリストがほとんどです。
打力だけではなく、守備・走塁もレベルアップしてくれることを期待しましょう。
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清宮幸太郎の戦力外や引退の可能性は?

ここまで全くと言っていいほど活躍ができていない清宮選手ですが、戦力外や引退の可能性はあるでしょうか。
結論として、自分で諦めない限り引退や戦力外はまだありえないでしょう。
高校生ドラフト史上最多タイの7球団競合の末に入団した清宮選手。
日本ハムのドラフト1位と言えば、昨シーズン引退した斎藤佑樹選手が思い浮かぶ方も多いと思います。
斎藤佑樹選手は惜しくも期待通りの活躍とはいきませんでしたが、10年間現役として活躍しました。
清宮選手も少なくとも同じくらいは現役でいられるのではないでしょうか。
ポテンシャルの高さは誰もが認めるものを持っています。
何かが変われば、一気に殻を破り大活躍する可能性を秘めているのは間違いありません。
新庄監督が清宮幸太郎に減量指令!一体なぜ?

昨秋日本ハムファイターズは新庄監督就任のニュースで野球界の注目の的でした。
そんな新庄監督ですが、就任早々の秋季キャンプで清宮選手に対して減量指令を出したことでニュースになりました。
新庄監督「ちょっとデブじゃね?ちょっと痩せない?」
清宮「痩せてしまったら打球が飛ばなくなるのが怖いので…」
新庄「今もそんなに打球飛んでないじゃん。昔の方がもっと飛んでた。昔の方がスリムじゃなかった?それはキレがあったから。今はキレがない気がする。痩せた方がモテるよ。カッコイイよ。スタイルのいい野球選手がベストでしょ?」
https://news.yahoo.co.jp/articles/87f1b84daaa156b8c82af213696bcdbdab3cedcb
こんなやりとりがされていました。
監督本人から直接減量指導を受けるあたり、清宮選手に期待していることがわかりますね。
清宮選手はその後、新庄監督の減量指令にしっかりと答え、2022年1月ソフトバンク・柳田選手とともに行われた自主トレでは、なんと103キロから94キロにまで減量したことを明かしました。
2ヶ月で9キロの体重減少は清宮選手の本気度が伝わってきます。
来シーズンは大活躍間違いなしかもしれません。
まとめ 清宮幸太郎は来シーズン大活躍の予感?

歴代最多高校通算111本塁打という実績を持ちながら、清宮選手がなぜ活躍できないのかについてまとめてみました。
- 活躍できない理由はプロに適応できていないから
- 清宮幸太郎の引退・戦力外の可能性は今のところない
- 新庄監督から減量を命じられて清宮は変わった
来シーズンはいい意味で期待を裏切るような活躍を期待したいですね。
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