第100・101代内閣総理大臣を務める岸田文雄首相ですが、最近支持率の低下が目立っています。
世論では「はやく辞めてほしい」という声が多くあがっているようですね。
今回は予想される岸田総理の退陣についてと予想される時期首相についてまとめてみました。
(アイキャッチ画像出典元:https://kishida.gr.jp/activity/8360)
岸田内閣の支持率低下の原因

上のグラフは、NHKで行われている世論調査の結果です。
1月に行われた世論調査では、岸田内閣を支持すると答えた割合は33%、支持しないと答えた人は45%でした。
昨年の7月の旧統一教会の事件から政治家と教会との関係性が顕在化して以降、支持率が下落傾向にあると言えます。
また、旧統一教会の問題については調査や説明などについて何もしなかった、対応が不満との意見が多くあります。

支持率低下の大きな要因だね。
もうひとつ大きな問題と言えるのは、新型コロナ対策です。
政府は今まで様々なコロナ対策を展開してきていますが、感染者数は上がっては下がり、また下がっては上がりの繰り返しです。
旅行支援など、観光地を救済する政策など出していますが、医療現場の逼迫状況については無視できないものになっています。
終わりの見えないコロナに国民全体で協力して戦っていく必要がありますが、政府のこれといった対策がないのも不満の原因と考えられます。
そして支持率低下の原因としては、止まらない物価高、そして増税と言えますね。
ロシアによるウクライナ侵攻が国際的に問題となっていますが、その影響は日本にも大きな打撃を与えています。
防衛費を増大するための増税も検討されているようですが、これらの政策・対応が支持率低下につながっていると考えられます。
岸田総理はいつ辞任するのか?
不支持率の増加が目立つ岸田内閣、退陣も近いのではとささやかれています。
自民党総裁の任期は3年、自ら退くことがなければ2024年まで退陣はありません。
しかし、岸田総理が辞める時期については、2023年1月~2月ではないかとの予想があります。
その時期の理由が、2023年4月に予定されている「統一地方選挙」です。
統一地方選挙…全国で一斉に地方議員と長を決める選挙
大きな選挙の前には、いわゆる「首相おろし」が起こりやすくなります。
過去の例からみても、その傾向があるようです。
支持率の低いまま選挙に臨むと、惨敗する可能性が高く、多くの議員が落選することが考えられるからです。
そのため、辞任が予想される次期としては2023年1月、2月ぐらいが可能性が高いといえますね。
スポンサードリンク予想される次期首相は?
岸田内閣の崩壊が予想されるなか、予想される候補者は誰なのでしょうか。
JNNが行った調査では、以下のような結果になっています。
1位 河野太郎 デジタル大臣 19%
2位 石破茂 元幹事長 11%
3位 菅義偉 前総理大臣 7%
4位 岸田文雄 総理大臣 6%
5位 高市早苗 経済安保担当大臣 5%
:
このなかにはいない 39%
出典元:「総理にふさわしい人」河野デジタル大臣がトップ 岸田総理は4位 JNN世論調査 | TBS NEWS DIG (1ページ)
自民党の国会議員からは河野太郎氏や高市早苗氏と、総裁選で岸田氏と戦った候補者が選ばれています。



河野氏の人気が高いのが分かりますね。
ネット上では他にも様々な意見がありますが…
一方で「このなかにはいない」を選んだ人の割合も多く、誰になっても一緒、と考えている人が多いのでしょうか。
国会議員、世論の今後の動きにも注目が必要です。
まとめ
今回は岸田総理の退陣の時期、予想される次期総理についてまとめました。
岸田総理の支持率は低下していて、その原因としてコロナ対策や旧統一教会問題が大きく影響していました。
本来であれば2024年までが任期の岸田総理ですが、2023年4月に予定されている統一地方選挙の影響で、1~2月には辞任するのではないかと予想されています。
また、次期首相には現時点で河野太郎氏が有力とされているようでした。
ネット上では様々な意見が繰り広げられていますが、今後の政治の動きに注目が高まりますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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