「極主夫道」の映画化が決まり、2022年6月3日公開予定なのですがドラマ版は一部でひどいとの評価がありました。
原作自体は人気なのですが、ドラマ版のどこがひどいのか気になりますよね。
この記事では「極主夫道」がひどいと評価された理由、原作とドラマの設定の違いをまとめてみました。
(アイキャッチ画像出典元:https://www.ytv.co.jp/gokushufudo/)
極主夫道とは?
極主夫道の原作は、2018年2月23日からウェブコミックサイト「くらげバンチ」で連載がスタート。
わずか2年後の2020年10月11日からドラマ化されました。
2021年8月時点で累計発行部数400万部を突破したおおのこうすけさんの大人気漫画です。
あらすじ
かつて「不死身の龍(たつ)」と呼ばれたヤクザの龍は結婚を機に、働く妻の美久(みく)を支える専業主夫として家事をこなす日々を送る。ヤクザ時代と変わらぬ強面や言葉遣いで時折誤解されるも、本人はいたって真面目に専業主夫道を究めていく。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%B5%E4%B8%BB%E5%A4%AB%E9%81%93#%E3%81%82%E3%82%89%E3%81%99%E3%81%98
ドラマ版「極主夫道」がひどいと評価された3つの理由
ドラマ版の極主夫道がひどいと評価をしたのは原作ファン。主な3つの理由について解説します。
1.主演は津田健次郎だと思っていた

「くらげバンチ」のYouTubeチャンネルの実写版動画で主人公•龍を演じた、津田健次郎さんのインパクトが強く、ファンが期待していたのは野田さんの方だったようです。
玉木宏さん演じる龍ももちろん格好良いのですが、津田さん演じる主人公の雰囲気には及ばなかったようです。
2.シュールさが物足りない
原作は極道時代と変わらない姿で、一生懸命家事をこなすというシュールなギャグ漫画でした。
それが笑いあり涙ありの家庭ドラマ風に変わってしまったことで、物足りなさを感じるファンがいるようです。
3.原作にはない余計な設定
夫婦以外の家族やオリジナルキャラクター、原作にはないご近所さんとの抗争などが多くの原作ファンから「ひどい」と思われる原因のひとつになっています。
スポンサードリンク原作とドラマの3つの違いについて
ドラマ版は原作と、何が違うのか?について解説していきます。
1.家族構成
一番大きな違いは家族構成です。
世俗に疎い元ヤクザが、ご近所付き合いや家事を極めていくのが面白いのに、子供がいても世間を知らないという設定に無理があるという意見もあります。
2.住んでいる家住んでいる家に関しては、原作とドラマで180度異なります。
アパートと一軒家ではイメージが全く変わりますよね。古いアパートの方が雰囲気もあって良かったという声も多数あるようです。
3.ストーリー
まず、原作で龍が交通事故に合うシーンはありませんが、ドラマでは4話で交通事故にあいます。
そしてその後、行方不明になりますが、原作では行方不明になることもありません。
次に、原作では龍と美久の馴れ初めは明らかにされていませんが、ドラマでは出会いから結婚までの馴れ初めを5話で明かされています。

出会いは美久が勤務していたファミレスでした。
ファミレスに入った龍と雅(龍の元舎弟)は、席に案内してくれた美久にイチゴパフェを注文します。これが龍と美久の出会いです。
それから龍と雅は美久のいるファミレスで頻繁に食事をするようになります。龍は美久のことを「姉ちゃん」と呼び、美久ばかりに注文をします。
龍は「子持ちか、嫌いやないで。腹割ってみないとわからんこともあるんや」と美久に声をかけます。
二人が偶然ファミレスの外で出会ったとき、美久は「腹割って話してもいいですか」と龍に話します。
ある日、龍はファミレスの外から美久を見つめていました。気づいた美久が外へ出ると、龍は「ケジメつけてきた」とバラの花を1本差し出し、告白します。
実は二人の会話はお互いに勘違いしていたのですが、それでも惹かれ合い、二人の交際が始まり結婚に至ります。
まとめ
極主夫道の原作ファンにとっては、ドラマのオリジナルストーリーが「ひどい」という評価に値したようですね。

原作の方が面白いのはよくあること。
もちろん、玉木宏さんの演技やドラマのストーリーに対する良い評価もたくさんあります。
まもなく公開される映画版も期待したいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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