2022年1月から始まった、「ミステリと言う勿れ」というドラマが話題になっています。
主演は人気俳優の菅田将暉さん。
原作は月間フラワーズで連載中の漫画で、累計発行部数が1300万部を突破する人気作品です。
人気作品に実力派俳優を起用したドラマ化ですが、一部からは「つまらない」という声も上がっています。
また、説教臭い・フェミ漫画だという声も。
今回は
・つまらない
・説教臭い
・フェミニズムである
と言われる理由について解説していきます。
(アイキャッチ画像出典元:https://www.cinemacafe.net/article/2021/06/03/73138.html)
つまらないと言われる理由

「ミステリと言う勿れ」はその名の通りミステリー漫画です。
ですが、よくある探偵ものとはちょっと違います。
主人公である久能整(くのう ととのう)が、自身の記憶力・観察力・洞察力などを使って事件を解決していくのですが、仏頂面のまま淡々と正論を語っていくので苦手な人が多い印象です。
漫画であればキャラクターとして割り切れることでも、実際の人間が演じていることでリアリティが出すぎてしまい受け付けないという人もいると思います。
漫画の久能は少し天然と言うかとぼけた表情をしていることが多いのですが、菅田さんの演じる久能は感情の起伏が乏しく見えるので余計に怖く感じてしまうのかもしれません。

とはいえ、ストーリーは原作通りなので、内容だけ見れば十分に面白い作品と言えます。
説教臭いと感じる?

この作品は、社会で当たり前とされている常識や思い込みに対して久能が持論を展開していくことで物語が進んでいきます。
漫画の久能は長い「おしゃべり」をしているだけで、好奇心旺盛の子供のような印象なのですが、ドラマ版だと相手を論破しているように感じるので説教臭く感じる人が多いのかもしれません。
私も実際にドラマを観て、思った以上に無表情で淡々と話しているので少し生意気な印象も持ちました。

漫画を読んでいると、キャラクターのイメージが少し違うかも…
演出が思っていたものと違う、といった声もいくつか見かけました。
読者と演出家でキャラクターのイメージが違うのであれば、違和感を感じても仕方ありません。
私もツイートの方と同じように、久能は「淡々」としているのではなく「飄々」としていると思っていました。
漫画の方が表情も豊かなので、無表情で正論を語る様子が「説教臭い」と感じるのかもしれません。
スポンサードリンクフェミと言われるのはなぜか
フェミ漫画だと言われる理由は恐らくこういった発言からかと思います。


久能は幼少期、父親とうまくいっていなかったのもあり「男性」や「父親」に対して少し厳しい言葉をかけることがあります。
女性を敬っての発言というよりは、女性を虐げるような発言に対して食いつくことが多いです。
海外をたとえに出すことも多く、日本の価値観と異なることが多いのでフェミ要素が強いと言われるのではないでしょうか。
私は現在3巻まで漫画を読みましたが、そこまでで感じたのはフェミニズムと言うよりは女性に対しての偏った価値観の方を強く感じました。
実際に作品を見ても気づかない人と敏感に反応する人と分かれているようです。



価値観の違いで見る人の感想が全然違うね
とはいえ、この作品は人の価値観や思い込みをテーマにした作品だと思うので、今まで常識だと思われてきたことを覆す発言が出てくるのは当然です。
むしろ新しい視点や価値観で物事を見ている久能に共感を覚える人が多いからこそ、ドラマ化までしたんだと思います。
慣れない考え方なので、合わないという人がいるのも仕方ないですね。
まとめ


今回は人気漫画原作のドラマ、「ミステリと言う勿れ」について解説しました。
・つまらない
・説教臭い
・フェミニズムである
ドラマ化がきっかけで多くの人の意見が見られました。
漫画ファンとのイメージの食い違い、男女の価値観の違いなどが原因で否定的な感想も増えたようですが、それだけ注目を集めた作品ともいえます。
良くも悪くも今までの「常識」や「普通」だと思われていたことが覆されていくので、それを面白いと感じる人と不快に感じる人がハッキリわかれました。
今回はネガティブな感想を取り上げましたが、大半は面白いというポジティブな意見が多いです。
人によって感想は様々ですが、私個人的にはとても面白い作品だと思うのでまだの方にはぜひおすすめです。
漫画もドラマもまだ続いていますので、ぜひご覧ください。
コメント