ディズニーの世界に一歩足を踏み入れると、煌びやかな衣装やキャストの言葉使いに誰もが童心に返ってしまいますよね!
「魔法の国」で働いてみたいと思う人も多くいる中で、実はブラック企業ではないか?との噂もチラホラ。
なぜそのような噂があるのか、今回は気になるディズニーの裏側をまとめてみました。
[アイキャッチ画像出典元 https://travel.rakuten.co.jp/mytrip/howto/tdl-quiz]
「東京ディズニーリゾート」の運営元「オリエンタルランド」について
「オリエンタルランド」は主に東京ディズニーリゾートに関わる事業を行っており、日本を代表するテーマパーク運営会社です。
全従業員のうち正社員数は3300人程。その他は準社員やアルバイトが18000人程が働いており、圧倒的に非正規雇用の方が多く働いているということが分かります。

なるほど、アルバイトを多く雇うことで安く労働を買うことができるってことか。。
もちろん、アルバイトでもパーク内の厳しいルールや、正社員に劣らない細やかな接客サービスなど、様々なスキルが必要とされる環境で、普通の接客バイトとはまた違った責任感やリスクも多くあるようです。
憧れのキャストになれても 辞めたくなる理由


せっかく憧れのキャストになれたのに退職する理由はどんなものなのでしょうか。
1.収入が平均より低い
職種にもよりますが、月の平均は15万〜17万程。
アルバイトの時給で換算すると1000円程と少なめです。
例えば、1日に7時間働いたとすると、7時間×20日=140時間
これに衣装替え代や夜間勤務などの各種手当などを含めても、上記の金額ぐらいにしかならないのだとか。。



これじゃ〜東京で一人暮らしするなんてかなり厳しいよね。
2.マニュアルが多すぎる!
入社するとすぐに、社内マニュアルを研修期間内で全て覚えなければいけません。
このマニュアルの量が尋常ではないそうで、髪型や言葉使いはもちろんのこと、ゲスト対応を含めパーク内の全てのことがまるで辞書のように書かれているのだとか。
独自マニュアル以外にも、終日混雑しているパーク内で多くのゲスト対応をこなさなければならず、常に気を張っている状態で、きめ細やかなパフォーマンスを求められるという労働条件としてもかなり過酷な環境のように感じます。
やはり、「ディズニーの世界観」を崩さないようにするためには、マニュアルを完璧に覚えてゲストに尽くすことがキャストとして絶対条件になるのでしょう。
ただ、ゲスト側はこの厳しさのおかげで「夢の国を全力で楽しもう!」という魔法にかかることができますよね。
3.バイトでも休暇が取得しづらい
基本的にシフト管理されていますが、急な休みなどは自分で交代要員を探さなければいけなかったり、GWや年末年始などイベント毎は絶対出勤になります。
勤務時間も、朝7時〜夜23時までの交代制シフトなので、普段の生活リズムも不規則になりがちなのだそうです。
その他にも、ゲストのみならずキャストの数も多い職場でキャスト同士の人間関係で気疲れすることもあるのだとか。
可愛い衣装と引き換えに、女性キャストが多い環境は特に大変そうですよね。
スポンサードリンクディズニーで働くメリットはある?!
様々ブラック企業ではなかろうか?と思われるデメリット部分をピックアップしていますが、それでも日本のテーマパーク産業を牽引する大企業でもあります。
実際に、長期で勤めている正社員やアルバイトも少なくありません。
では、なぜ他の接客業ではなく「ディズニーキャスト」 として働くことを選ぶのか?
それは、「ディズニーでしかできない接客が経験できるから」なのです。
マニュアルはあるけれど、ゲストの最高の思い出のためにキャスト自身が考え行動したことは認めてもらえるだけでなく評価される場合があるとのことなのです。



なんて素敵なエピソードなんだ! 思い出はお金じゃ買えないってことか〜さすがディズニー!
まとめ
以下、ディズニーリゾートで働くキャスト環境をまとめてみました。
- オリエンタルランドは契約社員やアルバイトが多く活躍している。
- 時給が安いので、東京での一人暮らしが厳しい。
- バイトでも辞書並みのマニュアルがあり、年末年始やイベント毎は基本的に出勤になる。
- ディズニーでしか接客できない経験ができるという仕事に対するモチベーションを維持することが大事。
確かに、非正規雇用者が多い企業ではありますが、働く側のモチベーションの違いでプライドや責任感を持って楽しく長く勤めることができる環境でもあるのではないでしょうか?
テーマパークという非現実的な世界観の場所で働くことは、アルバイトであっても少なからず「接客業を極める!」という気持ちで働くことが大切なのだと感じます。
だからこそ遠くから来るゲストも心から楽しませることができ、何よりもお金では買えない思い出や経験をゲストのみならずキャスト側も感じることができる特別な職種なのでしょう。
最後までご視聴いただきありがとうございました。
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