NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ちむどんどん』の放送が、最終回を迎えました。
放送開始直後から酷評が相次ぎ、史上最大レベルでネットを騒がせていた『ちむどんどん』ですが、なぜこのような事態に陥ってしまったのでしょうか?
今回は『ちむどんどん』の脚本がひどいと言われる理由や、俳優陣のわざとらしい演技が炎上したことなどについて調査してみました。
(アイキャッチ画像掲載元https://www.nhk.jp/p/chimudondon/ts/D65NWQ5N5G/episode/te/VR31K211XG/)
『ちむどんどん』はそもそもどんな物語?
まずは『ちむどんどん』の舞台や物語の詳細などについて、見ていきましょう。
『ちむどんどん』の舞台は沖縄!家族の絆を描いた物語
『ちむどんどん』は、沖縄の本土復帰50年を記念し、沖縄本島のやんばるを舞台としています。
番組制作発表時の公式リリースによると、
沖縄料理に夢を懸けるヒロインと強い絆で結ばれた4兄妹の「家族」と「ふるさと」の物語
とされています。
公式ホームページ等の記述でも、「本土復帰からの歩みを描く笑って泣ける朗らかな、50年の物語」と謳っています。
また、タイトルの『ちむどんどん』は、沖縄の方言で「胸がわくわくする気持ち」を表しています。
『ちむどんどん』のあらすじは?
『ちむどんどん』のあらすじは、以下の通りです。
子どものころの貧しさにもめげず、世界中の美味しいものを食べたいという夢を持ったヒロインの少女・暢子(黒島)がふるさと沖縄のやんばるから上京。
銀座の一流イタリアンレストランで修行するなか、自分の店を持つという新たな夢を持ち、結婚・出産を経て、東京で沖縄料理店を開店させ、成功する。
その後、自分の育ったやんばるの食材や料理が一番おいしいと気づき、故郷に帰り、やんばるの自宅でお店を開くという物語であった――。

料理人という設定の物語なのね
『ちむどんどん』のキャストは?
『ちむどんどん』のキャストは、以下の通りです。
- 比嘉暢子(ひが のぶこ)→青柳暢子(あおやぎ のぶこ):黒島結菜―ヒロイン
- 比嘉賢三(ひが けんぞう):大森南朋―暢子の父
- 比嘉優子(ひが ゆうこ):仲間由紀恵―暢子の母
- 比嘉賢秀(ひが けんしゅう):竜星涼―暢子の兄
- 比嘉良子(ひが りょうこ)→石川良子(いしかわ りょうこ):川口春奈―暢子の姉
- 比嘉歌子(ひが うたこ)→砂川歌子(すながわ うたこ):上白石萌歌―暢子の妹
- 青柳和彦(あおやぎ かずひこ):宮沢氷魚―暢子の夫
- 砂川智(すながわ さとる):前田公輝―歌子の夫、比嘉四兄妹の幼馴染
- 石川博夫(いしかわ ひろお):山田裕貴―良子の夫
- 大城房子(おおしろ ふさこ):原田美枝子―暢子が働く「アッラ・フォンターナ」のオーナー
- 平良三郎(たいら さぶろう):片岡鶴太郎―鶴見の沖縄県人会会長
『ちむどんどん』の脚本がひどい!ストーリーや登場人物も酷評の嵐!
次に『ちむどんどん』の脚本がひどいと言われる理由について、見ていきましょう。
『ちむどんどん』の脚本は誰が書いている?


『ちむどんどん』の脚本を担当されたのは、作家の羽原大介さんです。
羽原さんが朝ドラを手掛けるのは、2014年度後期放送の『マッサン』以来の2作目となります。
以下は、その他の羽原さんの作品の一部になります。
- 映画『フラガール』(2008)
- 映画『パッチギ』(2009)
- テレビドラマ『とんび』(2012)NHK
- テレビドラマ『ダブルフェイス』(2012)TBS・WOWOW
- テレビアニメ『プリキュアシリーズ』



ヒット作も多く書かれている方だね!
脚本がひどいと言われる理由①無理筋なストーリー展開
一つ目の理由は、ストーリー展開が不自然で無理筋な物語となってしまっていた点です。
例えば、沖縄から上京した暢子が沖縄県人会の会長に偶然出会い、沖縄料理店の下宿や就職先のレストランまで紹介。
また、暢子が雑用係で働くことになった新聞社では、子供のころ沖縄で一緒に過ごした和彦と偶然再会するなど。
物語が進むなかで、偶然やたまたまが頻発し、ありえない展開だと思う場面がいくつもありました。
視聴者にとっても、これらの展開は不自然すぎて物語に入り込めない方が多かったのではないでしょうか。



確かに、なぜそういう展開になるのだろうと思うことが多かったなあ。
脚本がひどいと言われる理由②共感できないキャラクター
二つ目の理由は、キャラクターに共感できないという点です。
イライラさせるヒロイン「暢子」


ヒロインの暢子は自己中心的なところがあり、思いつきで行動したり、自分勝手に見える行動がいくつもありました。
働き始めて間もないレストランのオーナーに対して、「オーナーは自分で料理しないのに偉そうです!」と言い放ち、料理対決を申し込む場面があります。
このオーナーに対しての礼儀を欠いた言動に、見ていてイライラされた方も多いのではないでしょうか。
トラブルメーカー「賢秀」


ニーニーこと賢秀は、そのダメ男ぶりが度を過ぎていました。
- 真面目に働かない
- 暴力事件を起こす
- 一獲千金を狙って詐欺に引っかかる
この他にも、ストーリーの中で多くのトラブルを引き起こします。
これには、視聴者も見ていてストレスを感じていたのではないでしょうか。



ニーニーのクズな行動には本当にイライラしたわ!
『ちむどんどん』わざとらしい演技で炎上!?世間の反応は?
続いて『ちむどんどん』に出演していたキャストの演技について、世間の反応を見ていきましょう。
演出によるものなのか、沖縄弁の言い回しがわざとらしいという意見が多いです。
脚本に加えて、違和感のある演技も多々あったことで炎上してしまいました。



仲間由紀恵の演技は良かったんだけどなあ。



沖縄のおばあにしか見えなかったわね。
まとめ
今回は『ちむどんどん』の脚本がひどいと言われる理由や、俳優陣のわざとらしい演技が炎上したことなどについて調査してきました。
『ちむどんどん』の脚本がひどいと言われる理由については、以下のようなものがありました。
- 無理筋なストーリー展開が頻発し、物語に入り込めなかったこと。
- キャラクターに共感できず、その言動にイライラすること。
また俳優陣の演技については、以下のようなことがわかりました。
ヒロインの暢子の沖縄方言を用いた演技が「わざとらしい」という世間の声が多く、炎上。
私も『ちむどんどん』を毎日視聴していましたが、確かに話の展開は唐突過ぎて、正直ついていけませんでした。
次の朝ドラに期待しましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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