母子家庭が住みやすい街はどこ?北海道でオススメの街5か所

母子家庭の方にとって、どこに住むかは悩む人もいるのではないでしょうか。

特に北海道は広く、雪や寒さのことも考えるとより一層迷ってしまいますよね。

北海道で母子家庭が住みやすい街はどこなんでしょう?

オススメは以下の通り。

母子家庭が住みやすい北海道でオススメの街
  • 札幌市
  • 北広島市
  • 苫小牧市
  • 上士幌町
  • 美瑛町
  • 七飯町

それそれの街の特徴や、母子家庭にとって住みやすい街のポイントについてご紹介します。

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目次

母子家庭が暮らしやすい街の5つのポイント

母子家庭が安心して暮らすには以下の条件があります。

・子どもの医療費助成や医療体制が整っている
・子育て世代向けの支援がある
・ひとり親家庭向けの支援がある
・求人が豊富 or 就労をサポートしてくれる
・公共交通機関が整っている

それぞれ理由を説明しますね。

ご家庭によって求める条件は異なると思いますが、自分にとって外せない条件は何かのヒントにしてみてください。

これらの支援は必ずしもすべての自治体がやっているわけではありません。

各自治体のホームページで確認しておくと、後悔することなく安心して住み続けられますよ。

子どもの医療費助成や医療体制が整っている

子どもの医療費が無料などの支援があると安心して病院に行けます。

万が一、子どもが病院に行かなければならくなったとき、医療費がかかってしまうと家計に負担ですよね。

子どもは遊んでいたり部活でけがをしたり、学校の集団生活の中で風邪や感染症にかかるなどどうしても避けられないものです。

さらに、病院が通いやすいところにあるのも大切なポイント。

田舎では、病院まで1時間以上かかるという地域もありますので、すぐに通える距離に病院がある街がオススメです。

子育て世代向けの支援がある

子どもを学校や保育園に預けるにしても、何かとお金がかかるものです。

保育園の費用が無償化されていたり、小学校の給食費などの助成があると、安心して子供を通わせることができます。

さらに、子育て支援センターといった、子育ての相談にのってくれる機関があると、何かに悩んでも、一人で抱え込むことなく子育てできます。

母子家庭にとって、こうした子育て支援に力を入れている街は住みやすいでしょう。

ひとり親家庭向けの支援がある

ひとり親家庭に向けての支援を独自に行っている街もあります。

子どもの医療費はもちろん、親が入院した場合などに医療費を助成してくれたり、ひとり親向けの相談窓口を設けているところもあります。

母子家庭では、「自分一人で何とかしないと」と抱え込みがちな方もいるかもしれません。

こうした支えになってくれる制度や機関があることは安心して生活していくためにも必要と思います。

求人が豊富 or 就労支援がある

子育てと同時に、働いて家計を支えなければなりません。

特に子育てしているうちは、パートにするのか、フルタイムにするのか、家庭の状況に合わせて選択できる方がママにも子どもにも良いかと思います。

求人が豊富な地域か、もしくは就労をサポートしてくれる制度がある地域だと様々な選択ができるので安心ですよ。

公共交通機関が整っている

車の運転ができるのであれば、地方の田舎でも生活できますが、免許がなかったり、車を所有する余裕がないのであれば、公共交通機関が充実している都市部が安心です。

田舎はとにかく車がないと、通勤、買い物、通院ができず、生活が成り立たず、すべての行動の選択肢が限られてしまいます。

車は持つ予定がないのであれば、電車やバスが充実した地域だと安心です。

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北海道で母子家庭が住みやすい街【都会編】

「車を持っていない」「求人が豊富な方が安心」「相談機関が充実してる方が良い」という方は、北海道の中でも都会な地域を選ぶと安心です。

母子家庭の方が生活しやすいという観点で3つの地域をご紹介します。

札幌市(さっぽろし)

特徴
  • 医療・子育て・ひとり親家庭向けの支援が充実
  • 公共交通機関が充実しており車が不要
  • 住む場所や仕事の選択肢の幅が広がる

札幌市は、北海道最大の都市。

交通機関が整っているので、車がないご家庭も問題なく生活できます。

就職先や住む物件も豊富にあるので、選択の幅が広がります。

その上、医療や子育てに関わる制度が充実しているのも特徴。

例えば、小学生までは初診料のみ(580円)の負担で医療が受けられます

病院やクリニックも豊富にあるので、万が一ケガや入院などしても安心して病院に連れていけますね。

さらに、幼児教育・保育の無償化しており、3~5歳児の幼稚園や保育園の保育料が無料です。

また、子育てサロンなどの親同士の交流の場が各地に豊富にあったり、さっぽろ子育てサポートセンターでは会員同士で保育園などの送り迎えや放課後の預かりなどしてくれます。

札幌市では、ひとり親家庭への支援もあり、ひとり親家庭支援センターが様々な相談に乗ってくれたり、学習支援ボランティア事業によって、ボランティアの方がお子さんの学習を支援してくれます。

通常の子育て支援の他に、ひとり親家庭向けの支援もあるのが心強いです。

医療や子育て支援、親の就労などあらゆる面で充実しているので住みやすい街といえますね。

北広島市(きたひろしまし)

特徴
  • 札幌や新千歳空港に近いので移動や旅行に便利
  • 医療費の助成がある
  • 子育て・ひとり親家庭向けの支援が充実

北広島市は札幌市のお隣で、JR北広島駅~20分ほどで札幌に行けます。

北広島市も子どもの医療費の助成をしており、初診料(580円)だけで受診できます。

子育て支援が充実しており、ファミリーサポートセンターに登録しておけば、子どもが急病で保育園などに預けられないときや、急な残業などで子どもを保育園に迎えに行けない時などに利用できる。

また、ひとり親家庭日常生活支援事業という、ヘルパーさんが身の回りの世話や買い物などの日常生活をサポートしてくれる事業を行っています。

子育ては、自分だけじゃ大変なときもありますよね。こうした支援体制があるのは安心です。

さらに、市の子ども家庭課に母子・父子自立支援員が配置されており、ひとり親家庭の親御さんの様々な悩みの相談にのってくれます。

ひとり親家庭の就労支援もしており、母子家庭の親御さんが、看護師や保育士などの就職に有利な資格をとるための訓練校に通う際、給付金を支給してくれる制度もあります。

安定した仕事に就きたいと考えている親御さんにとってはぜひ使いたい制度ですね。

札幌に近いので、お仕事する上でも選択肢が広がるのが良いですね。

新千歳空港にも電車で20分程度なので、帰省や旅行などで道外に出る時も便利です。

苫小牧市(とまこまいし)

特徴
  • 子育て相談の総合窓口がある
  • 医療費や保育料の助成がある
  • 飛行機とフェリーがあり、本州との行き来がしやすい

苫小牧市は北海道の中では4番目に人口が多い市。

札幌市からは電車で50分ほど、新千歳空港からは電車で30分ほどの距離に位置しています。

港町であり、本州へ行くフェリーが出ているため、道外へ出る際、飛行機にするか船にするか選べるので便利です。

医療費の助成があり、就学前の児童は初診料580円のみで医療を受けることができます。

保育費の助成をしており、保育園がひとり親世帯だと基準の1/4の額で利用できます。

苫小牧市では、子ども・子育て相談ナビ ~利用者支援相談窓口~を設置しており、それぞれのご家庭のニーズに応じたサービスを案内してくれる支援員さんがいます。

各自治体で色んな制度やサービスがありますが、それを自分で探すのは大変ですよね。

そんな時はここに相談すれば、自分の今の状況あった方法を教えてもらえます。

相談窓口が明確でどこに相談すれば良いか迷わなくて済むので安心ですね。

さらに、ファミリー・サポート・センターに登録すれば、子どもが急病で保育園などに預けられないときや、急な残業などで子どもを保育園に迎えに行けない時などに利用できる

ひとり親家庭等日常生活支援事業を利用すれば、親の体調不良や仕事などで面倒を見れない時、一時的に身の回りのお世話や食事の支援などおこなってくれます。

さらに、ひとり親家庭学習支援事業があり、学習塾に通うことが難しいひとり親家庭の中学生を対象に、大学生や教員資格をもった人が勉強を教えてくれます。

北海道で母子家庭が住みやすい街【田舎編】

もしもお車をお持ちで、「田舎ののどかな風景の中で生活したい」というのであれば、以下の地域がオススメです。

いずれも、病院と医療費助成があるところ、子育てや移住支援をしているところに着目してご紹介します。

上士幌町(かみしほろちょう)

特徴
  • 子育てや移住支援に力を入れている
  • 高校卒業まで医療費無料
  • 町独自で職業紹介所を設けている

上士幌町は人口約5000人にも満たない小さな町ですが、ここ数年で人口増加しており、北海道内でも注目の町です。

ふるさと納税に力を入れていたり、ドローンを使った宅配実証実験など挑戦的な取り組みをしています。

私もかつて住んでいたことがありますが、買い物は車で1時間ほどの帯広市があり、必要なものは揃うので不便には感じませんでした。

上士幌町は移住支援に力を入れており、NPO法人が、住まいや生活など移住に関する様々な情報提供をしてくれます。

さらに、子育て支援が充実しており、認定こども園は保育料が無料、医療費は高校まで無料と経済的な支援も充実しています。

知らない土地への引越しは不安なことだらけだけど、専門の相談窓口があるのは安心ですね。

また、町独自の職業紹介所があるので、地元にいながら、自分にぴったりの仕事を探すことができます。

美瑛町(びえいちょう)

特徴
  • 高校生まで医療費無料
  • 子育て支援が充実
  • オンラインで移住相談できる

美瑛町は北海道で2番目に栄えている旭川市まで車で40分の位置にあります。

富良野市にも近く、北海道らしい美しい景色が魅力的です。

人口1万人ほどの町ですが、子育て支援に力を入れており、高校まで医療費が無料なのはもちろん、3~5歳までの保育料が無料です。

それに、義務教育期間中の給食費が無料なうえに、中学入学時の制服・ジャージがお祝いとして贈呈されます。

経済的な支援がたくさん!家計の負担軽減になって助かりますね。

また、移住支援にも力をいれており、民間賃貸住宅へ入居する方に家賃の一部を助成してくれたり、オンラインで移住相談もできます。

実際に暮らしていく上での不安や不明点を、事前に現地の方に聞けるのは便利ですね。

七飯町(ななえちょう)

特徴
  • 高校生まで医療費無料
  • 給食費や学童保育料の補助がある
  • オンラインで移住相談ができる

七飯町はJR函館駅から電車で20分ほどの位置にあります。

JRの他、新幹線、空港、フェリーと、様々な交通機関がそろっており、道外へ出る際は便利な街です。

北海道の中でも南の方に位置しており、比較的雪の量や寒さも道内では少ない方です。

道外からの移住するのであれば、アクセスや気候の面でも安心ですね。

七飯町は、高校生まで医療費が無料の他、給食費を第2子以降は補助してくれたり、民間の学童保育利用時の利用料の補助などの支援があります。

また、子育て支援包括支援センターがあり、関係機関と連携しながらその人に合った必要なサービスを紹介してくれます。

相談窓口がひとつに集約されていると、たらい回しにならずに安心です。

ファミリーサポートセンターの他、ショートステイトワイライトステイといった、病気やケガなどで急遽子どもの世話ができなくなった時の支援があるので、万が一の時も安心です。

オンラインで移住相談にのってくれるので、事前にどんな暮らしなのか確認することができます。

まとめ

今回は教育費や医療費の補助、子育て支援体制、アクセスの利便性といった観点から、母子家庭にとって住みやすい北海道の街をご紹介しました。

ネット上には「北海道で生活していくのは厳しい」といったような意見も見られます。

しかし、北海道は移住支援や子育て支援に力を入れている自治体も多く、母子家庭でも生活しやすい街は沢山あるようです。

安心して生活できる場所を見つける参考になればうれしいです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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